EU 集団感染の危険性評価引き上げ 新型ウイルス #nhk_news https://t.co/gYox0FBwbI
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月2日
2日、イタリアでは新型コロナウイルスの感染者が342人増えて2032人となったほか死者も18人増えて52人となりました。
またポルトガルやルクセンブルクでは初めて感染者が確認されるなど新型コロナウイルスはヨーロッパ各地に感染が拡大しています。
各国は対策に追われていて、イタリアでは感染者が多い北部の一部の自治体を事実上、封鎖する措置を続けているほか、フランスでは北部と南東部の一部の自治体で学校を休校にしたり、住民に外出を控えるよう求めたりしています。
またEUの機関であるECDC=「ヨーロッパ疾病予防管理センター」は2日、報告書を発表し、新型コロナウイルスの集団感染が起きる危険性についてそれまでの「低いから中程度」という評価を見直し、「中程度から高い水準」に引き上げました。
そのうえで、「感染拡大のスピードを緩めるため、EUレベルでの対策が必要だ」として、ウイルスの封じ込めに向けて、各国で一致した対応をとるよう呼びかけました。
独 メルケル首相 握手断られる “対立ではなくウイルス対策” #nhk_news https://t.co/xrylGn3xsG
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月2日
メルケル首相は2日、ベルリンで行われた会議で、握手をしようとゼーホーファー内相に手を差し出したところ、断られました。
メルケル首相はすぐに差し出した手を上にあげ、笑顔をみせながら「正しいことです」と話し、会場は笑いに包まれました。
メルケル首相とゼーホーファー内相はかつて難民政策をめぐって激しく対立していて、現地メディアは「昔の対立が続いているのではなく、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるための医師たちのアドバイスを実践したものだ」などと伝えています。
ドイツでは感染者が157人にのぼり、専門家は人混みをさけたり、握手を自粛したりするよう呼びかけています。
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