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アフガニスタン内務省によりますと6日午前、首都カブールで政権ナンバー2のアブドラ行政長官ら政府高官などが出席して行われていた式典会場の近くで、何者かが複数回にわたり、銃を発砲しました。

会場は一時騒然となり、アブドラ行政長官は無事でしたが、これまでに27人が死亡、およそ30人がけがをして病院で手当てを受けているということです。

地元のメディアは、事件当時現場では、国内で少数派のハザラ人の指導者の追悼式典が開かれていて、会場の近くにある建設中の建物の中から男が会場に向けて銃を発砲したと伝えています。

これまでのところ犯行声明は出ていませんが、反政府武装勢力タリバンの報道官はNHKの取材に対し、「事件には一切関与していない」と主張し、犯行を否定しています。

アフガニスタンをめぐってはアメリカ政府とタリバンが先月、アメリカ軍の完全撤退を含む和平合意に署名しましたが、合意のあとも北部や南部などでテロや襲撃が相次いでいて治安の悪化が懸念されています。

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