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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で石油の需要の落ち込みが予想される中で、産油国の協調が崩れて原油価格が下落し、9週連続で値下がりしました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、今週23日時点のレギュラーガソリンの小売価格は1リットル当たり139.6円で、前の週よりも3.9円値下がりしました。

値下がりは9週連続で、2017年11月以来、2年4か月ぶりの水準に下がりました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界的に経済活動が停滞し、石油の需要の落ち込みが見込まれる中、今月、サウジアラビアやロシアなどの産油国原油の減産で合意できず、原油価格が大きく下落したことが背景にあります。

石油情報センターは「原油価格の下落で石油元売り各社がガソリンの卸売価格を引き下げたため、来週も小売価格は値下がりするとみられる」と話しています。

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