「富川アナはずっと取材畑を歩んできた自負から、ほとんどアナウンス部には近寄らず、スタッフルームなどにいた。本人も『俺はアナウンス部には居場所がない』と話していたほど。声の異変に気付いてあげられる上司や、同僚アナがいなかったことがこの事態を招いたともいえる。上層部も富川アナの管理体制がどうだったのかを確認している」(テレ朝関係者)
本紙は富川アナの「俺がこの番組を支えている!」という報ステにかける並々ならぬ自負を既報したが、裏を返せば「もし報ステを失えば、他にいく番組がないと思っていたのでは?」と前出のテレ朝関係者は語る。
局員同士でも激しいポジション争いが繰り広げられるアナウンサーの世界。富川アナの感染が発覚した際、アナウンス部から「(富川アナは)いつもここにはいないからコロナは大丈夫」と安堵の声が漏れてしまっていたのも、そうした背景があったからなのかもしれない。
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