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アフガニスタンでは去年9月に大統領選挙が行われ、選挙管理委員会はことし2月、現職のガニ大統領が当選したと発表しましたが、これに対し、対立候補で政権ナンバー2だったアブドラ氏が「選挙は不正だ」と主張して対立が続いていました。

混乱が続く中、双方の関係者は17日、NHKの取材に対し、ガニ大統領とアブドラ氏が、閣僚や知事などの任命権などをめぐり、権限を分けあう形で連携し、新たな政権づくりを進めていくことで合意したと明らかにしました。

政権でアブドラ氏は、新たに設けられる「国家和解高等評議会」の議長に就任し、反政府武装勢力タリバンとの和平交渉などで指導的な役割を果たすということです。

アフガニスタンではことし2月、アメリカとタリバンが和平合意に署名したあとも戦闘が続いていて、新たな政権では今後、タリバンとの停戦協議を実現させ、治安の悪化などの問題をどう解決していくかが課題となります。

インド政府は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込むため、3月下旬から行っている外出制限について、17日までの期間をさらに2週間延長し、今月31日までとすると発表しました。

感染者がすでに9万人を超えたインドでは、このところ1日に発表される感染者数が4000人前後に上り、感染拡大に歯止めがかかっておらず、政府はこうした状況を受けて、外出制限の期間延長を決めたものとみられます。

その一方、長引く外出制限に伴って、多くの人が失業するなど経済に深刻な影響が出ていることから、政府は先月下旬、段階的に制限を緩和する方針に転じ、18日からは感染の状況をみながら、それぞれの州などの判断で制限の緩和を進めていくとしています。

具体的な制限の緩和策は各州などの判断に委ねられていますが、インド政府は17日、感染が深刻な地域では制限を継続する一方、感染が比較的落ち着いている地域については、大型商業施設や娯楽施設などを除き、商店や事業所の営業を認める方針を明らかにしました。

インドでは感染拡大の収束に依然としてめどがたっていませんが、外出制限によって深刻な影響を受けている国民の生活をどう維持するかが大きな問題になっており、難しい対応を迫られています。

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