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宝塚音楽学校の入学式は、およそ1か月半延期されて5日行われ、難関を突破した108期生40人が出席しました。

式では、小林公一校長が「合格発表も入学式も例年とは異なる形で実施され、逆に注目されたが、一生懸命努力し夢の実現に向け一歩ずつ成長してほしい」と式辞を述べました。

これを受けて、新入生代表の奥山映美さんが「清く、正しく、美しく、立派な舞台人になれるよう、限りない芸の道に精進することを誓います」と抱負を述べました。

今回の入学式では、感染防止のため、校歌の斉唱や新入生たちが先輩の在校生に校章をつけてもらう伝統のセレモニーは取りやめになりました。

4度目の受験で合格したという広島市出身の岡原ゆづきさんは、「幼い頃から憧れていた宝塚音楽学校で、早く授業を受けたいという気持ちでいっぱいでした。かれんですてきな娘役になりたいです」と話していました。

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