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ドイツで去年、ロシアからの独立を求める紛争に関わったチェチェンの元司令官が殺害された事件をめぐり、ドイツの検察当局は、事件にロシアの政府機関が関わっていたとみられると発表しました。

この事件は、ドイツの首都ベルリンで去年8月、ジョージア国籍の40歳の男性が射殺されたもので、実行犯として事件後まもなく逮捕されたロシア国籍の男が、18日、殺人などの罪で起訴されました。

殺害された男性はロシア南部のチェチェンが独立を求めた紛争で、2000年から2004年までチェチェン側の司令官だった人物で、ロシアではテロリストとみなされていたということです。

この事件を捜査しているドイツの連邦検察庁は、18日、ロシアの政府機関が殺害を依頼したとみられると発表しました。具体的な根拠は明らかにしていませんが、実行犯の男は、金銭的な報酬を期待したか、ロシアに敵対する人物に復しゅうすることに賛同して依頼を引き受けたと見ています。

ドイツのマース外相は、18日、「極めて深刻な事件だ」としてロシア大使を外務省に呼んだことを明らかにしました。

ロシアのインタファクス通信は、ロシア大使が「非難は事実無根で不当だ」と反発していると伝えています。
ドイツ政府としては、さらなる措置をとることも辞さない構えで、両国の関係が一層冷え込むことも予想されます。

ロシアのプーチン大統領アメリカの外交専門誌「ナショナル・インタレスト」「第2次世界大戦から75年目における真の教訓」と題して寄稿し、18日、インターネット上で公開されました。

このなかでプーチン大統領は、ロシアやアメリカなどの戦勝国が戦後、国連を設立したことなどを取り上げ「当時と同じようにいまでも将来のことを議論することが重要だ」と記し、国連の安保理常任理事国5か国が果たす役割を強調しました。

そのうえで、みずからが提案している5か国による首脳会議について触れ、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済の悪化や、軍備管理の問題などが取り上げられるという見通しを明らかにしたうえで早期に開催されることに期待を示しました。

プーチン大統領としては戦勝75年という節目をきっかけに5か国の首脳会議を主導して、国際社会が抱える課題の解決に向けたロシアの役割を強調し、欧米との関係改善に向けた糸口をつかみたいねらいもあるとみられます。

nationalinterest.org

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