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イギリス南西部ブリストルで先月、人種差別に抗議するデモが行われた際、17世紀の奴隷商人の像が引き倒されて川に投げ込まれ、その後、台座が残されていました。

今月15日に、こぶしを突き上げている女性の像が、制作したアーティストによって、この台座の上に設置されましたが、ブリストル市は16日、設置されてから、わずか1日で撤去したことを明らかにしました。

制作したアーティストは、この像は奴隷商人の像が引き倒されたあと、台座にあがってこぶしを突き上げた女性をモデルにしていると説明していました。

この像については、人種差別に対する強い抗議を示しているとして歓迎する声があがる一方で、ブリストルの市長は、許可を得たものではないとして、何を設置するかは市民が民主的な手続きにのっとって決めるべきだという考えを明らかにしていました。

イギリスには、各地に奴隷貿易と関わりがあった人物や、植民地主義の時代を象徴する人物などの像があり、こうした像の撤去の賛否をめぐって議論が続いています。

5年前、15歳の時に中東のシリアに渡って過激派組織ISに参加していたイギリス出身のシャミマ・ベガムさんはイギリスへの帰国を望んでいますが、去年2月、イギリス内務省は安全上の理由から国籍の剥奪を決定しました。

ベガムさんは、政府の決定に異議を申し立てていましたが、イギリスの控訴院は16日、シリアの避難民キャンプに滞在したままでは、ベガムさんがみずからの訴えを主張できず、公正な手続きを進めることができないとして、入国を認めるべきだという判断を示しました。

イギリス内務省は、判断について、非常に失望しているとしたうえで、最高裁へ上訴を検討することにしています。

ベガムさんをめぐっては、みずからISに参加したことを危険視する見方もあり、帰国したいという希望を受け入れるかどうかイギリス国内で意見が分かれていました。

ISは外国から大勢の戦闘員などが参加することで勢力を拡大しましたが、この中にはシャミマ・ベガムさんのように現地に入ったあとに戦闘員と結婚した女性も含まれ、「ISの花嫁」や「ジハード=聖戦の花嫁」などと呼ばれています。

ISが去年3月、シリアで最後の支配地域を失った際、戦闘員の妻や子どもたちはシリア北部の避難民キャンプに逃れました。

ベルギーに本部を置くシンクタンク「国際危機グループ」などのまとめでは、このうち、外国籍の女性や子どもは4万人余りで、その国籍は、およそ60か国にのぼるということです。

この地域を管轄するシリアのクルド人勢力は、ISの家族を本国へ帰還させるよう繰り返し要請していますが、各国が引き取りを拒否していることなどから、1年余りが経過した今もほとんどが避難民キャンプにとどまっていて、大きな課題となってきました。

国際的なNGOセーブ・ザ・チルドレン」は、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大するなか、避難民キャンプは手洗いのための水も十分にない状態が続いているとして、各国の政府に対し、子どもたちやその家族を帰還させるよう呼びかけています。

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