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中東のサウジアラビアでは30日、大勢のイスラム教徒が一斉に聖地を訪れる大巡礼、「ハッジ」の中で最も重要とされる日を迎え、新型コロナウイルスの感染拡大への警戒の中、巡礼者が一斉に祈りをささげました。

「ハッジ」は、イスラム教徒がサウジアラビア西部の聖地メッカを数日間かけて決まった順番で巡礼する、一生に一度は行うべきとされる宗教的な義務で、ことしは29日に始まりました。

30日は、預言者ムハンマドが最後に説法をしたとされる山があるアラファトの地に巡礼者が集まる最も重要な日とされています。

ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、サウジアラビア当局が巡礼者を国内からのみ受け入れ、人数を大幅に絞った形で行われました。

アラファトにあるモスクでは、白い布を身にまとった巡礼者たちがマスク姿で到着し、体温測定を受けたあと、互いに間隔を空けながら一斉に祈りをささげていました。

「ハッジ」は例年、世界中から200万人以上が参加する、サウジアラビアにとって重要な外貨獲得手段ですが、ことしは現地での移動が厳しく制限され、多くのホテルやレストランも休業を余儀なくされています。

サウジアラビアでは、新型コロナウイルスの新たな感染者が連日2000人前後に上っていて、当局は「ハッジ」によって感染が拡大しないよう、聖地の消毒や巡礼者の隔離を徹底するなどして厳重な警戒を続けています。

「ハッジ」が行われているサウジアラビア西部のメッカでは新型コロナウイルスの感染対策のため厳しい移動制限が続いていて、聖地の周辺では人の姿はほとんど見られません。

イスラム教徒だけが立ち入りを認められているメッカは、例年、「ハッジ」の期間中、国内外からの大勢の巡礼者で混雑しますが、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を懸念して当局が厳しい移動制限を課しています。

29日に撮影された聖地のモスク周辺の映像には人や車はほとんど見られず、街は閑散としています。

メッカにある巡礼者向けのホテルからは、宿泊客の大幅な減少で経済的な苦境を訴える声が聞かれます。

聖地メッカの「カーバ神殿」の周辺には、巡礼者向けのホテルが数十軒ありますが、ことしは新型コロナウイルス対策としてメッカへの立ち入りが厳しく制限されていることから、宿泊客が大幅に減っています。

このうち、カーバ神殿からおよそ3キロにあるホテルでは、「ハッジ」の期間中は例年、パキスタンやトルコなどからの巡礼者でほぼ満室となりますが、ことしは4月上旬以降、客が1人もいない状態が続いているということです。

ホテルでは、およそ50人の従業員の勤務時間を短縮したうえで、給料も6割まで減らし、営業を続けていますが、責任者のサウジアラビア人の男性は、「10月ごろまではしのげると思うが、このままの状態が続いたら立ちゆかなくなるので、客が早く戻ってきてほしい」と話していました。

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