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#食事#レシピ

農林水産省によりますと、東京都中央卸売市場での主な野菜の価格は、3日の時点で平年と比べて、レタスが2.7倍、じゃがいもやにんじんが2倍となっているほか、ピーマンやきゅうり、それになすやキャベツが6割から7割高くなるなど、多くの野菜が日照不足や長雨などの影響で高値の水準となっています。

農林水産省は、今月の価格の見通しについて、レタスやきゅうり、なす、ピーマン、白菜は、天候が良好に推移すれば、今月後半には平年並みに戻るとしています。

また、4月の低温などの影響で生産量が減っていたじゃがいもやにんじんも、北海道からの出荷が本格化し、生産量が回復するため、今月後半には平年並みに戻るとしています。

農林水産省「梅雨が明けたことで、野菜の生育は回復するとみられるが、今後の台風次第でまた影響を受ける可能性がある」としています。

野菜の高値が続いていることからスーパーの買い物客の中には価格が高い野菜を買うのをちゅうちょする人が見られた一方、今後の値下がりに期待する声も聞かれました。

このうち東京 練馬区にあるスーパー「アキダイ」では、日照不足や長雨の影響で野菜の価格が全般的に上がっているということです。

例えば、きゅうりは現在、平年よりも2割から3割高い一袋198円になっているほか、雨が多かった九州が産地のネギも平年より3割ほど高い250円で販売されています。

また、じゃがいもやにんじんは3か月ほど高値が続いていて、じゃがいもは平年の2倍以上の価格になっていて、買い物客の中には価格の高い野菜の購入をちゅうちょする人もいました。

こうした野菜は卸売り価格が上がる一方、価格を抑えて販売しているため、店の利益は減っているということです。

こうした中、4日に農林水産省が今後、天候が良好に推移すれば今月後半には価格が平年並みに戻るという見通しを示したことについて、買い物に来ていた70代の女性は「なるべく安い野菜を買ってから献立を考える日が続いていました。新型コロナウイルスに感染しないためにも免疫力をつけたいと思っていたので、野菜の価格が下がるのはうれしいです」と話していました。

「アキダイ」の秋葉弘道社長は「梅雨も明け、価格が下がってくると期待しています。ただ、もうしばらくは高値が続きそうなので、献立を考えるときはうまくやりくりしてほしい」と話していました。