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終戦の日」のきょう(15日)、小泉環境大臣が午前8時ごろ、靖国神社に参拝しました。「終戦の日」の閣僚の参拝は、平成28年以来4年ぶりです。

また萩生田文部科学大臣も午前9時ごろ靖国神社に参拝しました。

議員連盟では、毎年、春と秋の例大祭と、8月15日の「終戦の日」に合わせて、メンバーがそろって参拝していますが、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大で一斉参拝を見送りました。

15日は、会長を務める自民党の尾辻 元参議院副議長と事務局長を務める水落敏栄参議院議員の2人が代表して参拝しました。

参拝を終えた尾辻氏は記者団に対し「いつものとおり、静かにお参りをさせていただいた。どうしても『密』の状態になるので、一緒のお参りは避けた。安倍総理大臣には、事情が許せばお参りしていただければありがたい」と述べました。

また、15日は、自民党の複数の議員グループも参拝しました。

このうち、稲田幹事長代行は、木原 総理大臣補佐官ら、みずからを中心とする議員グループのメンバーと参拝しました。

終戦から75年を迎えた15日、およそ310万人の戦没者を慰霊する政府主催の全国戦没者追悼式が東京の日本武道館で行われました。

式典には全国から遺族の代表などが参列しましたが、ことしは新型コロナウイルスの感染防止のため、20の府と県がやむなく遺族の参加を断念しました。

参列者の数はおよそ550人と去年の1割以下となり、過去最も少なくなりました。

式典では、天皇陛下が、皇后さまとともに菊の花で飾られた式壇に着かれたあと、国歌が演奏されました。

ことしは、感染防止のため、斉唱はせず、演奏のみとなりました。

そして、安倍総理大臣が「戦争の惨禍を、2度と繰り返さない。この決然たる誓いをこれからも貫いてまいります。我が国は、積極的平和主義の旗の下、国際社会と手を携えながら、世界が直面している様々な課題の解決に、これまで以上に役割を果たす決意です」と式辞を述べ、参列者全員で1分間の黙とうをささげました。

続いて天皇陛下が「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」とおことばを述べられました。

このあと遺族を代表して昭和20年6月にフィリピン・ルソン島で父親を亡くした静岡市の杉山英夫さん(82)が「戦争のない平和な時代として75年、2度と我々の様な戦没者遺族を出さないために、大戦を知る遺族として、罪のない一般市民まで巻き込まれる戦争の悲惨さと恐怖、平和の尊さありがたさを万世にわたり語り続け継承してまいらなければならないと思います」と追悼の辞を述べました。
参列者は式壇に菊の花を手向けて、戦争で亡くなったおよそ310万人の霊を慰めました。

会場を訪れることができない遺族などが多かったことから、ことしの式典の様子はインターネット上の「YouTube」でも同時配信されました。
終戦から75年を迎えて参列者の高齢化も進み、およそ8割が70歳以上となっています。

このうち最年長の参列者で北海道に住む93歳の長屋昭次さんは兄の保さん(当時26)が昭和20年、戦地だった中国で肺結核のため亡くなりました。

長屋さんは、「コロナの関係で参加することにちゅうちょはありましたが、この年齢なのでこれが最後だと思ってしっかり慰霊したいと思っています。75年になりましたが、いま思えば、戦争は絶対やってはいけないと思います。いま政治に携わる人たちは、私たちの考えとは異質の考えを持っているような気がします。間違った方向にいかないように常に念願しています」と話していました。

また、戦争の記憶を受け継いでいこうと、最年少の遺族として参列した群馬県の中学1年生、井田雪花さん(12)は、曽祖父の井田正雄さんが昭和20年5月にソロモン諸島で戦死しています。

井田さんは、「曽祖父が平和な世界を望んでいると感じたので参加しようと思いました。私は戦争を知らない世代ですが戦争についてもっと勉強し、争いのない平和な世界の願いを次の世代に引き継いでいけるように努めていきたいです」と話していました。

ことしのおことばには、新型コロナウイルスの感染拡大に触れた一文も加えられ、天皇陛下は、新たな苦難に直面しているとしたうえで、「私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います」と述べられました。

戦没者追悼式の天皇のおことばに現在の課題が盛り込まれたのは初めてで、上皇さまの戦争と平和への思いを受け継ぐ姿勢とともに、感染拡大に直面する人々に寄せる天皇陛下の思いがあらわれたものとなりました。

本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。

終戦以来七十五年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。

私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たな苦難に直面していますが、私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。

ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。

終戦の日の15日、安倍総理大臣は、政府主催の全国戦没者追悼式の式辞で、戦争の惨禍を二度と繰り返さないという誓いを貫くとともに、新型コロナウイルス感染症を乗り越え、未来を切りひらく決意を示しました。

この中で、安倍総理大臣は、「私たちが享受している平和と繁栄は、戦没者尊い犠牲の上に築かれたものであることを、終戦から75年を迎えた今も、決して忘れない」と述べました。

そのうえで、「戦後75年、わが国は一貫して平和を重んじる国として、歩みを進めてきた。戦争の惨禍をニ度と繰り返さないという決然たる誓いをこれからも貫いていく」と述べました。

そして、安倍総理大臣は、「国際社会と手を携えながら、世界が直面しているさまざまな課題の解決に、これまで以上に役割を果たす決意だ。現下の新型コロナウイルス感染症を乗り越え、この国の未来を切りひらいていく」と述べました。

東京都は15日午後3時時点の速報値で都内で新たに385人新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内の1日の感染の確認が300人を超えるのは2日連続です。

都によりますと、感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの男女合わせて385人です。

都内の1日の感染の確認が300人を超えるのは2日連続です。

385人のうち、
▽20代と30代は合わせて204人でおよそ53%、
▽40代と50代は合わせて103人でおよそ27%を占めています。

このほか、60代が21人、70代が18人、80代が12人、90代が1人、それぞれ確認されています。

これで都内で感染が確認されたのは、1万7454人となりました。

一方、15日の時点で重症の患者は14日から1人減って23人だということです。

東京都は、都内の感染状況は非常に厳しく最大限の警戒が必要だとして、ことしのお盆や夏休み期間は都外への旅行や帰省、夜間の会食、遠くへの外出を控えるよう呼びかけています。

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