米政府 北朝鮮による資金獲得のサイバー攻撃に警戒呼びかけ #nhk_news https://t.co/28MHy3nuH1
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年8月27日
アメリカ国土安全保障省やFBI=連邦捜査局などは26日、合同で声明を出し、北朝鮮のサイバー攻撃に対する警告を発しました。
それによりますと、北朝鮮のハッカー集団がことしの2月以降、複数の国の銀行を狙ってサイバー攻撃を行っているとしています。
被害の有無など詳細は明らかにしていませんが、声明は、このハッカー集団が4年前、バングラデシュの銀行から8100万ドル、日本円でおよそ85億円を盗み取ったほか、2015年以降、日本を含む30数か国の金融機関を狙ってサイバー攻撃を仕掛けた可能性が高いと指摘して、各国に警戒するよう呼びかけています。
さらに、サイバー攻撃で得た資金は国連で禁止されている核兵器や弾道ミサイルの開発計画の資金として使われるおそれがあると警告しています。
そのうえで声明は、偽のメールを送信して相手のコンピューターシステムに侵入するハッカー集団の手口なども明記して、対策を講じるよう求めています。
このハッカー集団は、北朝鮮の秘密工作を担当する「偵察総局」の指揮を受けているとされていて、アメリカ政府は去年、この集団を制裁の対象にすると発表しています。
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