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台風など大きな災害で被害を受けた地域で携帯電話の通信をいち早く復旧させるドローンが開発され、今後、実用化を目指すことになりました。

このドローンは、携帯大手のソフトバンクが開発したもので、周辺にある基地局を無線で結ぶ中継システムを搭載しています。

31日は、千葉県市原市で飛行の様子が報道関係者に公開され、ドローンは50秒ほどで地上から100メートルの高さまで到達しました。

50時間以上飛び続けることができるうえ、現場に到着後、遅くとも1時間以内に通信を復旧できるのが特徴で、半径10キロ圏内にいるおよそ2000人が同時に通信できるようになるということです。

このほか、携帯電話の位置情報から行方不明になった人を探すドローンも公開され、土砂とがれきに埋まった携帯電話からの電波を検知し、モニターで確認する作業が行われました。

開発を担当した藤井輝也さんは「大きな災害時には多くの人に貢献できる技術だと思う。研究開発を続け、技術の精度を上げていきたい」と話しています。

災害時の通信確保をめぐってはNTTドコモがこれまでより広いエリアをカバーできる基地局の整備を進めているほか、KDDI基地局の機能を搭載した船を運用するなど大手通信会社の間で対策を強化する動きが広がっています。

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