モンテネグロ議会選挙 与党敗北 ロシア影響力高まる可能性 #nhk_news https://t.co/YsanZpFXAh
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月1日
旧ユーゴスラビアのモンテネグロでは8月30日、議会選挙が行われました。
現地のメディアによりますと開票率およそ95%の時点で、81議席のうち、ジュカノビッチ大統領が率いるEU寄りの与党「社会主義者民主党」が30議席を獲得して第1党の座は確保しましたが、過半数には達しませんでした。
その一方、ロシアやセルビアに近い野党の政党連合、「モンテネグロの将来のために」が躍進しました。
モンテネグロでは、与党がおよそ30年にわたって政権を担ってきましたが、長年の汚職体質などをめぐり、批判の声があがっていました。
モンテネグロは、2017年にNATO=北大西洋条約機構に加盟し、現在、EUへの加盟を目指していますが、今後、野党系の政党が連立を組めば過半数に達する見通しとなり、この地域でロシアの影響力が高まる可能性が指摘されています。
ヨーロッパ南東部、バルカン半島に位置する共和制国家。
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