日豪首脳電話会談「インド太平洋地域で両国が主導的役割を」 #nhk_news https://t.co/NVmpRRFgV3
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月8日
安倍総理大臣は、オーストラリアのモリソン首相と電話で会談し、新型コロナウイルスの感染収束も見据え、インド太平洋地域で、両国が幅広い分野で主導的な役割を果たすことが重要だという認識で一致しました。
電話会談は、安倍総理大臣の辞任表明を受けて、午後4時半からおよそ30分間行われました。
この中で、安倍総理大臣は、みずからの辞任表明について説明したうえで、モリソン首相の友情と協力に感謝の意を伝えました。
これに対し、モリソン首相は「安倍総理大臣は、世界の指導者にとっての模範であり、さまざまな教えを授けてくれた。その教えによって、地域の課題への理解を深めることができた」と述べました。
また、安倍総理大臣が、日本とオーストラリアとの関係について「互いに不可欠な安全保障上のパートナーとなり両国の防衛協力が飛躍的に進化した」と指摘したのに対し、モリソン首相も「インド太平洋地域についての考え方は、完全に共有している」と応じました。
そのうえで、両首脳は、新型コロナウイルスの感染収束も見据え、インド太平洋地域で両国が幅広い分野で主導的な役割を果たすことが重要だという認識で一致しました。
中国から出国禁止の豪記者帰国「嫌がらせのように感じた」 #nhk_news https://t.co/yhQM2lZden
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オーストラリアの公共放送ABCで北京に駐在していたビル・バートルズ記者ら、オーストラリア人の記者2人は、今月、中国当局から、一時的に出国を禁じられ、出国の条件として取り調べを受けたあと、オーストラリア政府の支援のもとで8日帰国しました。
このうちバートルズ記者は、所属するABCの番組に出演し、「深夜に7人の当局者が自宅を訪れ、『あなたは事件に関わったので中国を去ることはできない』と告げられた」と当時の状況について語りました。
その後、バートルズ記者は中国当局の取り調べについて「何らかの情報を得ようというよりも、オーストラリア人記者への嫌がらせのように感じた」と感想を述べました。
取り調べでは取材源など核心に迫るものはなかったものの、中国当局が拘束した中国の国営テレビ局で働いていたオーストラリア国籍の女性について聞かれたということです。
中国とオーストラリアは新型コロナウイルスの発生源などについての調査や香港情勢などをめぐって対立し、関係が冷え込んでいて、今回の問題が両国の新たな火種になる可能性もあります。
中国指導部 相次ぎ米批判 対抗する動き強めるねらいか #nhk_news https://t.co/6iLSYy4g0S
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北京の人民大会堂では、8日、中国の最高指導部が一堂に会し、新型コロナウイルス対策の功労者を表彰する式典が開かれました。
この中で演説した習近平国家主席は、中国は世界に先駆けてウイルスを抑え込んだとして、「中国の政治体制や社会制度の優位性が証明された」と主張しました。
そのうえで「責任を他人になすりつけ、物事の白黒を混同させることは世界各国の人々を傷つける」と述べ、名指しは避けながらも中国の対応が世界的な感染拡大を招いたと批判するアメリカのトランプ政権を批判しました。
また、王毅外相も8日、北京で開かれたデータの管理や情報通信技術について話し合う国際会議で演説し、中国のIT企業への制裁を強めるアメリカを念頭に、「安全保障を口実に、ほかの国の先端企業を追い立てるのはあからさまないじめだ」と批判しました。
習主席と王外相が同じ日に演説し、相次いでアメリカを念頭に批判した背景には、大統領選挙を控え、中国に一段と厳しい姿勢をとるアメリカに、中国指導部として対抗する動きを強めるねらいがあるものとみられます。
#反中国#対中露戦
#習近平伏魔殿体制=旧体制