G7外相「最も強い言葉で非難する」露 毒殺未遂疑惑 #nhk_news https://t.co/5n4FioBuVt
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月8日
ロシアでプーチン政権を批判してきた野党勢力の指導者、ナワリヌイ氏は8月、ロシア国内を移動中に突然、体調の異変を訴えてドイツの病院に搬送され、ドイツのメルケル首相は9月2日、旧ソビエトで開発された神経剤「ノビチョク」と同じ種類の物質が使われたとする調査結果を発表しています。
これを受けて、G7各国の外相とEU=ヨーロッパ連合の上級代表は8日、共同声明を発表しました。
声明では「この攻撃はロシアの民主主義と政治的多様性に対する重大な打撃だ」と指摘したうえで、「最も強い言葉で非難する」としています。
そして、「化学兵器の使用はいかなる状況のもとでも容認できず、国際規範に反している」と強調したうえで、「ロシアに対し、この忌まわしい毒物による攻撃の責任者について、一刻も早く完全に明らかにし裁きを下すことを求める」として、ロシア政府に真相の究明と責任の追及を強く求めました。
一方、ロシア政府は、ロシアの病院の検査では神経剤は検出されなかったと反発していて、欧米とロシアの対立が一層激しくなっています。
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