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7日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて530ドル70セント高い、2万8303ドル46セントでした。

ダウ平均株価が、500ドルを超える値上がりを記録するのは、ことし7月14日以来で、構成する30社の株価がすべて上昇しました。

前日には、トランプ大統領新型コロナウイルスに対応した追加の経済対策の策定を大統領選挙のあとまで先送りすることを表明し、株価は大きく下落していました。

しかし7日になって、経営悪化が続く航空業界や中小企業の支援を行う考えを示し、野党・民主党も協議に応じる姿勢を示したことから、一転して大幅な値上がりとなりました。

市場関係者は、「トランプ大統領の発言で大きく値がふれる不安定な展開だが、前日の値下がりを取り戻す形になった。

日本時間のきょう午前行われる副大統領候補の初めてのテレビ討論会にも注目が集まっている」と話しています。

航空支援
ペロシ議長はムニューシン財務長官と電話で協議し、航空会社支援に的を絞った個別法案の下院通過を排除しない考えを示唆した。ペロシ氏の報道官は「議長は長官に対し、その法案は2日に共和党に阻止されたと伝え、意味のある協議が可能になるようディファジオ議員がまとめた同法案を精査するよう求めた」と語った。下院運輸経済基盤委員会のディファジオ委員長の案は、2021年3月31日までレイオフを見送るとの条件で航空会社と請負業者に280億ドル余りを支援する内容。

購入拡大か
9月15、16両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨によると、将来における資産購入プログラムの在り方について、今後さらなる議論が必要だとの見解が一部で示された。11月と12月の会合では家計や企業の借り入れコスト引き下げを目指し、米国債住宅ローン担保証券MBS)の購入増による追加景気支援を検討する可能性がある。

症状なし
トランプ大統領新型コロナウイルス感染症(COVID19)の症状が出なくなってから、7日時点で24時間余りが経過したと、主治医のショーン・コンリー氏が明らかにした。「理学的検査のほか、血中酸素濃度や呼吸数といったバイタルサインは引き続き全て安定し、正常値の範囲内だ」と文書で説明。「ここ4日余り熱がなく、過去24時間余りは症状も現れていない。入院当初より後に酸素吸入は必要としておらず、受けてもいない」と付け加えた。

決済システムへの制限
トランプ政権は中国アリババグループの金融会社アント・グループおよびテンセント・ホールディングス(騰訊)に制限を課すことを検討している。両社の決済プラットフォームが米国の国家安全保障を脅かす懸念があるためだと、事情を知る関係者が明らかにした。中国のいら立ちを深める恐れがあるほか、アントが計画する新規株式公開(IPO)にも影響が及ぶ可能性がある。

緊急使用許可を申請
米製薬大手イーライリリーは開発中のCOVID19抗体療法で入院者数の減少がデータに示されたとして、食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可(EUA)を申請した。同社はカナダのバイオテクノロジー企業アブセレラ・バイオロジクスと共同でこの治療法を開発中。軽度から中程度のCOVID19と診断された高リスク患者の治療が対象となる。

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