インドネシア デモ隊と警察衝突 労働基準見直しの法律に反対 #nhk_news https://t.co/bVQkYddMiJ
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月8日
インドネシアではジョコ政権のもと海外からの投資を呼び込むため労働基準の見直しなどを盛り込んだ法律が5日に議会で可決されました。
この法律について、労働団体などは退職金が減らされ月給が時間給に変わるなど、労働者の権利が損なわれるとして、撤回を求めて抗議活動を続けていて、デモは全国各地に広がり数万人規模に拡大しています。
政権への反発が強まるなか、8日、首都のジャカルタでは労働団体や学生たちが大統領府などの重要施設につめかけ、警察が催涙ガスを使用して騒然となりました。
一部は暴徒化して警察や政府の施設に火をつけたり石を投げつけたりして、日本大使館の近くでも道路やバス停に火がつけられ、煙が立ちこめました。
現地の警察の広報担当者は地元メディアに対しておよそ1000人を拘束したと話しています。
日本大使館によりますと、これまでのところ日本人がけがをしたという情報はないということですが、抗議活動は拡大するおそれがあるとして、デモが行われている場所には近づかないよう厳重な注意を呼びかけています。
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