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太平洋の島国パラオの独立を果たした日系2世のクニオ・ナカムラ元大統領が14日、亡くなりました。76歳でした。

ナカムラ元大統領は太平洋戦争中の1943年、日本の委任統治領だったパラオで日本人の父親のもと生まれました。

戦後、いったん日本に引き揚げましたが、その後、パラオに戻って政治家として活動を始めました。

そして1993年に大統領に就任し、よくとしにはアメリカによる信託統治が続いていたパラオの独立を達成し、日本などと国交を結びました。

2001年に退任したあとは会社経営に携わり、日本との海運事業などを手がけていたということです。

2015年4月、今の上皇ご夫妻が戦後70年に合わせた戦没者の慰霊のためパラオを訪問された際は晩さん会に出席し、上皇さまは晩さん会のおことばでナカムラ元大統領に触れられています。

パラオの大統領府によりますとナカムラ元大統領は14日朝、中心都市コロールの自宅で亡くなったということです。

76歳でした。

元大統領の死去についてレメンゲサウ大統領は声明を発表し、「ナカムラ元大統領はこの国を今ある形に作り上げてくれた」と功績をたたえました。

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国連は14日、南太平洋の島国ツバルが今月12日に核兵器禁止条約を批准したと明らかにしました。

ツバルのナタノ首相は先月21日、国連総会での演説で「国際的な努力によって太平洋での核実験は廃止されているが、核実験がわれわれの暮らしにもたらした壊滅的な爪痕は今も残っている」と述べ、核兵器の脅威を訴えていました。

この結果、条約を批准した国と地域は合わせて47となり、条約の発効に必要な50まであと3となりました。

核兵器禁止条約に関しては、ほかにも複数の国が近く批准する方針を公式に表明していて、今月中に50に達する公算が高まっています。

国際NGOICAN核兵器廃絶国際キャンペーンツイッターに「極めて重要な条約を発効させるために必要な国はあとたった3か国になった」と投稿し、条約の意義を改めて強調しました。

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