https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ベラルーシでは、ことし8月に行われた大統領選挙の結果に反発する市民たちが、ルカシェンコ大統領の辞任を求めて抗議活動を続けていますが、ロシアとベラルーシは、欧米がこうした活動を仕掛けていると主張しています。

こうした中、ロシアのプーチン大統領の側近で、対外情報庁のナルイシキン長官が22日、ベラルーシを訪れ、ルカシェンコ大統領と会談しました。

ベラルーシの国営メディアによりますと、ルカシェンコ大統領は、「定期的に情報を提供してもらい感謝する」と述べたのに対して、ナルイシキン長官は「われわれに対する脅威から身を守るため情報機関ができることはたくさんあるはずだ」と応じました。

ベラルーシ情勢をめぐっては反政権派のチハノフスカヤ氏が、ヨーロッパ各国の首脳と会談を重ねるなどして、ルカシェンコ大統領の辞任に向けて国際社会に協力を求めていて、両者は、最新の対外情勢をめぐって意見を交わし、連携を確認したとみられます。

ベラルーシでは、チハノフスカヤ氏が、10月25日までにルカシェンコ大統領が辞任を表明しなければ、全国一斉にゼネストを行うと警告するなど緊張した状況が続いています。

「サハロフ賞」はノーベル賞を受賞した旧ソビエトの物理学者、アンドレイ・サハロフ氏にちなんでヨーロッパ議会が人権擁護に貢献した個人や団体に毎年、贈っているものです。

ヨーロッパ議会のサッソーリ議長は22日、ことしの受賞者にベラルーシの反政権派を選んだと発表しました。

ベラルーシでは8月の大統領選挙でルカシェンコ大統領が当選したとする結果は不正だとして市民が反発し大規模な抗議活動が続いています。

サッソーリ議長は「彼らの勇気と強さと決意をたたえる。はるかに強い敵に対して決然と立ち向かっている」と選考理由を説明しました。

これについてルカシェンコ大統領の辞任に向けた活動を続けている反政権派のチハノフスカヤ氏のグループは、謝意を示すとともに「この賞は、平和的な闘いを続けるすべてのベラルーシ人に贈られたものだ」とSNS上に投稿し、活動にいっそう力を入れる決意を表明しました。

EUは、ベラルーシの政権側が選挙で不正を行い、その後の抗議活動でも市民に暴力を加えたとして今月から制裁を科しているほか、反政権側と対話するよう強く求めています。

アゼルバイジャンアルメニアによる、係争地ナゴルノカラバフを巡る大規模な戦闘は、これまでロシアの仲介で2度の停戦合意に達したものの、いずれも守られず、9月27日の最初の軍事衝突から1か月近くがたちます。

事態打開を目指して、アゼルバイジャンのバイラモフ外相とアルメニアのムナツァカニャン外相は、23日、ワシントンでアメリカのポンペイ国務長官とそれぞれ会談することになりました。

戦闘を優位に進めるアゼルバイジャンは、今回の戦闘で軍を進めた、ナゴルノカラバフやその周辺の、町や村を、自分たちの領土として認めるよう主張しており、アメリカの理解を得たい考えです。

一方のアルメニアは、後ろ盾のロシアが、軍事介入に慎重な姿勢を示していることから、アメリカの仲介で、実効性のある停戦を実現し、アゼルバイジャンの勢力拡大を食い止めたい狙いがあります。

今回の戦闘による双方の死者は、公表されているだけでも970人以上にのぼり、公表を控えているアゼルバイジャン軍の死者も含めると、1000人を大きく上回ると見られています。

#南コーカサス

d1021.hatenadiary.jp

#旧ソ連