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ニューヨーク・タイムズが13日、複数の当局者の話として、伝えたところによりますと、殺害されたのは、アルカイダのナンバー2とされ、アブ・ムハンマド・マスリの名前で知られるアブドラ被告です。

アブドラ被告はことし8月、イランの首都テヘランの路上でアメリカからの依頼を受けたイスラエル工作員2人から銃撃を受けて死亡したとしています。

アブドラ被告は、1998年にケニアタンザニアで起きたアメリカ大使館爆破事件に関与した罪で、アメリカで起訴されていました。

記事では、イスラムシーア派のイランが、スンニ派が主体のアルカイダの幹部を国内に留め置くことで、イランでのアルカイダの活動を抑え込むねらいがあったとする専門家の見方を伝えています。

これに対して、イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、14日、アルカイダのメンバーは国内に存在しない」と否定したうえで、「メディアは、アメリカの高官が作ったハリウッドのようなシナリオにだまされるべきではない」とするコメントを発表しました。

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