「次の天皇」秋篠宮さまに「何を教えるべきか」という大問題 : https://t.co/2PW0JuGv15 #現代ビジネス
— 現代ビジネス (@gendai_biz) 2020年11月15日
次の天皇、その次の天皇を輩出することが内定した秋篠宮家は、もはやこれまでのように「皇族でありながら、一般国民に近い自由な立場」を謳歌するわけにはいかない。それこそが、皇嗣になるということだ。
これまでなら「プライベートなこと」「本人の意向を尊重する」などとしてなんとかお茶を濁すことができた家庭内の問題も、今後は「次期天皇家の問題」、ひいては「国家の問題」とみなされる。
「次男坊」の地位に甘んじてきた秋篠宮には、そうした責任の意識が、希薄であるように見えなくもない。
上皇が生前退位を表明し、皇嗣となることが決まってから、にわかに秋篠宮は当代の識者に「家庭教師」を依頼するようになった。講義は形式的には悠仁さまに向けて行われるが、いつも決まって秋篠宮が同席し、熱心に質問をする。
「秋篠宮家は『普通の家族と同じように暮らすことが大事』というポリシーでしたから、悠仁さまにはこれまで学者の講義をほとんど受けさせなかった。一方、秋篠宮さまご自身も、歴史や歴代天皇の事跡については体系立てて学んでいない。
ですからここ2年ほどは、昭和史・昭和天皇に詳しい作家の半藤一利氏などをお住まいに呼び、親子で話を聞いているというわけです」(全国紙宮内庁担当記者)
上皇は在位時、海外の元首などから表敬を受けると、歴史だけでなく世界情勢や各国関係の機微についても深い知識を披露し、周囲を驚かせた。ときには和歌や古典を自在に引いてもみせた。
それは10代のときから、東宮教育参与で元慶應義塾塾長の小泉信三氏をはじめ、常に一流の学者たちの薫陶を受けてきたからこそ可能だったことだ。
一方、秋篠宮は帝王教育を施されず、通っていた学習院でも決して勉学に熱心ではなかった。生物学に関しては専門家としての知識を持つ秋篠宮でも、50代から専門外のことがらを学びはじめ、上皇と同様の境地に達するのは容易ではない。
さらに言えば、知識や学識を身につけるだけで、天皇の重責が十全に務まるわけでもない。上皇の学友として知られる明石元紹氏は、天皇というものの本質についてこう述べる。
「天皇となれば、他の皇族とも一線を画すことになります。普通の生活など、望むべくもありません。常に国民と世界の平和を祈り、そのためには自らが犠牲になることも厭わない。天皇が国民に尽くす姿を示し続けることで、皇室は存在意義を保っているのです。
そうした基本を守ることができなくなれば、遠くない将来、皇室不要論さえ出てきかねない」
天皇・皇室とは、日本人にとってのひとつの模範であり、理想像でもある。その視点から見て、いまの秋篠宮家は少々心もとない—そう感じる国民は多いことだろう。
事実、秋篠宮家が次世代の皇室を担っていくことに対する不安が、一家と日々直接向き合う皇嗣職職員のあいだでも、いま急速に広がりつつある。
近年の秋篠宮家は「御難場」と呼ばれ、皇嗣となってから大幅に増やされた職員には、退職者が続出している。
「以前は大手銀行などの関係者を職員として採用していましたが、近頃は『ご辞退させていただけませんか』というケースが増えている。ご夫妻の指示がコロコロ変わるとか、ミスをすると絶対に許していただけない、といった噂が伝わってしまっているのです。
加えて親子喧嘩も絶えない。眞子さま、佳子さまは学生時代には目立った反抗期がありませんでしたが、そのぶん20代に入って反発することが増えました。紀子さまとの間でときに不穏な言葉が飛び交い、それを悠仁さまが真似するので困る、と訴える職員もいます」(前出と別の宮内庁関係者)
次々代の天皇、悠仁さまは秋篠宮や紀子さま、眞子さま、佳子さまの背中を見て育つ。悠仁さまが、試練の最中にある秋篠宮家で思春期を過ごすことの影響は、ゆくゆくは日本国民に跳ね返ってくるかもしれない。
いま秋篠宮の肩には、令和の次、そしてさらにその次の時代までもが懸かっている。皇室にとって大きな意味を持つこの11月、世の憂いを晴らすような秋篠宮の行動と言葉が待ち望まれる。
眞子さま「お気持ち」公表は“完全勝利”宣言 前面に押し出された「“私”の立場」と「既成事実化」 #眞子さま #文春オンラインhttps://t.co/Re2SrxUYk0
— 文春オンライン (@bunshun_online) 2020年11月15日
「眞子さまのご結婚の意志に揺るぎがないことは十分に分かっていましたが、文章の内容にはさすがに驚きました。『両親の理解を得たうえ』に『天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して』いるとして、『結婚に向けて(中略)進んでまいりたい』と高らかに宣言するような内容だったからです。
しかも、『この結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております』と、インターネットなどを中心に国民世論に反対意見が根強いことにも敢えて触れたうえで、ご結婚は『必要な選択』だと言い切っているわけです。国民と共にあるべき皇族という『公』の立場よりも、『私』を前面に押し出した鉄のように固い意志が感じられます。よく練られていると言いますか、穏当とは言えない文章だというのが率直な印象です」
「眞子さまの今回の文章を読む限り、『相応の対応』は秋篠宮さまの会見を受けて小室さんが2019年1月22日に金銭問題は『解決済み』とする文章を公表したことで、一区切りがついているという前提です。つまり、秋篠宮さまから出された1つ目の宿題は既に終えているというわけです。
今年でご結婚延期から2年が経つことから、2019年11月に秋篠宮さまが誕生日会見で述べられた『何らかのことは発表する必要がある』というのが、2つ目の宿題です。今回それもクリアしたというのが眞子さまのお考えなのでしょう。お気持ちの発表をこの時期にするというのは、眞子さまご自身の強いご希望だったそうです。立皇嗣の礼が終わった以上、秋篠宮さまの次の誕生日会見より前に宿題を終えたかったということではないでしょうか」
「お代替わりに伴う儀式は国事行為以外にもあり、立皇嗣の礼を終えたことを受けて伊勢神宮、奈良の神武天皇陵、武蔵野陵(昭和天皇陵)のご参拝が残されています。これはコロナの影響で無期限延期が決まっており、これを理由に文章の発表時期を越年させることも可能でしたが、眞子さまはむしろそれを嫌ったわけです。無期限延期には、ご結婚の意志に変わりがないことを改めて明確にすることを先延ばしにさせようとする意図があると、眞子さまは受け取られたのかもしれません。
天皇・皇后両陛下は眞子さまにとって伯父と伯母です。ご結婚の意志に強く異論を唱えることはないであろうことは、容易に想像がつきます。一旦、ご結婚を裁可された上皇陛下も然りです。文章の発表の前にご了承を事実上取り付けるというのは、賢明なご判断と言えるでしょう。ただ、上皇后陛下も納得されたというのは意外でした。
ご了承が事実だとすれば、秋篠宮ご夫妻と同様に根負けされたということなのかもしれません。ご結婚の時期はコロナの影響で『具体的なものをお知らせすることは難しい』と綴られていますが、加地大夫は『詰め切ることができていない』とも述べており、あくまでもご結婚が実現する前提です。眞子さまの粘り勝ち、完全勝利と言えるのではないでしょうか」(同前)
今回の文章は、ご両親に加え、天皇陛下、雅子皇后、上皇陛下、美智子上皇后のご了解を事実上取り付けたとすることで、ご結婚の実現を既成事実化するものと言えるのかもしれない。
ただ、この眞子さまの「完全勝利」は皇室の名声にとって、はたして良い結果をもたらしたのだろうか。ご結婚に伴って眞子さまに支払われる一時金は1億5000万円とも言われる。もちろん、その原資は国民の血税だ。コロナ禍で多くの国民の生活が困窮する中、「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況」になったと、秋篠宮さまは本当にお考えなのだろうか。金銭問題も強引に雲散霧消させてご結婚に邁進される眞子さまの視界には、国民の姿は入っていないのかもしれない。
最初の記者会見、それに続くブータン旅行のときから、国民を出し抜くことしか考えてなかった。
佳子さま「お姉ちゃんが幸せになれないのはおかしい」 眞子さま「お気持ち」文書の背後にあった妹のエール #眞子さま #小室圭 #文春オンラインhttps://t.co/oNaWt3he4j
— 文春オンライン (@bunshun_online) 2020年11月16日
上皇ご夫妻は上皇職、天皇皇后両陛下は侍従職、そして秋篠宮家は皇嗣職と、それぞれお仕えする職員がわかれています。代替わり前、美智子さまはこまめに皇室報道をチェックし、事実と違うものには宮内庁幹部を通じて抗議させました。宮内庁のホームページに抗議・説明文が掲載されるときには、美智子さま自身が文面を考えることが多かったそうです。対照的なのが今の天皇皇后両陛下で、メディアに一喜一憂するようなことはなく、側近らを呼び立てるようなことはめったにないようです。
そして秋篠宮家ですが、秋篠宮さまと紀子さまは美智子さま以上に、自分たちがどう見られているかを気にしているといえます。秋篠宮さまは公務を終えて帰宅する車中で、パソコンを開き、自分を取り上げたニュースやその評判をチェックする「エゴサーチ」を実践しているそうです。紀子さまも週刊誌などの報道を気にし、自分たちが悪く書かれている記事にはショックを受け、友人たちに電話で悩みを打ち明けることもあります。紀子さまが電話をするのは、ご家族が寝静まった深夜が多く、親しい関係者は「かかってきた声のトーンで、落ち込んでいるときは即座に分かります。聞き取れるかどうかという小さい声の時もあれば、沈黙が続いて電話が切れてしまったかと心配になることもありました」。
佳子さまは2019年3月、国際基督教大学を卒業するにあたっての文書で「姉の件に限らず、以前から私が感じていたことですが」と切り出し、「メディア等の情報を受け止める際に、情報の信頼性や情報発信の意図などをよく考えることが大切だと思っています」とメディアに苦言を呈しました。眞子さまが結婚を延期されていることについて、家族としてどのように受け止めているか、という質問への回答でした。
関係者によれば、佳子さまは「お姉ちゃんが幸せになれないのはおかしい」と眞子さまを擁護し、眞子さまバッシングのようなメディア状況に憤り、姉をかばおうとしない両親の秋篠宮ご夫妻にも不満を抱いていたようです。日ごろ溜まりに溜まったうっぷんをはき出した。それが文書回答の場でした。眞子さまの結婚についても「私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」ときっぱり。大学卒業というお祝いのタイミングにはそぐわない内容に、宮内記者会では「佳子さまは恐ろしい」と話題になりました。
なぜこのタイミングだったかといえば、秋篠宮さまの誕生日が11月30日で、その記者会見が20日に設定されていたためです。記者会見では眞子さまの結婚についての質問が出るし、秋篠宮さまは昨年の誕生日会見で「何らかの発表が必要」と断言していましたから、何もアクションがなければ父親に批判が集中しかねない。立皇嗣の礼が11月8日に終わり、20日までの期間しか、眞子さまが所感をだすタイミングがなかったわけです。眞子さまの用意した文書は事前に上皇ご夫妻、両陛下、秋篠宮ご夫妻、宮内庁幹部らにまわりましたが、異論や指摘はでなかったそうです。というより、眞子さまの思いあふれる内容に、何も言えない、というのが本音のようです。
「お気持ち」文書で、眞子さまが最も言いたかったのが「結婚に向けて、私たちそれぞれが自身の家族とも相談をしながら進んでまいりたい」という部分。まわりくどい表現をしていますが、ご一家と親しい人物は、「事実上の結婚宣言です」とうちあけます。その後の段落に、両陛下や上皇ご夫妻が「私の気持ちを尊重」し、静かに見守ってくれていると記載しました。自分たちの結婚に賛同してくれていることを強調することで、反対や慎重意見を言いにくい状況になっているわけです。
「お互いこそが幸せな時も、不幸な時も寄り添い合えるかけがえのない存在」、「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」。そこまで言わなくても、というほど、自身の気持ちも赤裸々に記されました。これには、2人の結婚に好意的だった人たちからも反感の声があがったほどです。
眞子さまの気の強さ、頑固なところはよく知られています。見た目は、眞子さまがおっとりで、佳子さまはしっかりものというイメージがありますが、お2人を知る関係者は「姉の方が気持ちがつよく、ぶれない」と明かします。小室さんとの結婚をすすめるうえでも、小室さんの弁護士のもとを眞子さまが自ら訪れるなどして、様々な対応を話し合ったとききます。
金銭問題発覚後、強く結婚に反対したのが紀子さまです。それまで小室さんの人柄や姿勢を評価していたのが一変。信用ならないとして、眞子さまに結婚をあきらめさせたいとまで思うようになりました。ただ、眞子さまの性格をだれよりも知っている母親として、それが難しいこともよく理解しています。小室さん側から結婚を辞退してくれることを望みましたが、小室さんと佳代さんは「辞退するようなことは何もしていない」と応じる気配はありませんでした。
秋篠宮さまはそもそも、結婚は2人の気持ちを尊重したいという考えで、反対はしていません。小室さん側に金銭問題などを説明することを求めましたが、それよりも眞子さまの思いの深さを尊重するようになっているようです。
結局は、両親とも、諸手を挙げて結婚に賛成するわけではないが、娘の思いを否定もできない、と消極的ながら容認している、というのが現状のようです。
#田布施朝
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