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イスラエルのネタニヤフ首相のサウジアラビア訪問を伝えたのは、イスラエルの有力メディア、チャンネル12など複数のメディアで、関係者の話として、22日、情報機関モサド」のトップとともに訪問し、ムハンマド皇太子と会談したということです。

イスラエルの首相が国交のないサウジアラビアを訪れるのは極めて異例で、会談には中東を歴訪中だったアメリカのポンペイ国務長官も同席していたと伝えています。

両政府は訪問について公式に発表していませんが、イスラエルの閣僚の一人は23日、訪問を認める発言をしています。

イスラエルはことし、UAEアラブ首長国連邦バーレーンなど、長く対立してきたアラブ諸国と相次いで国交正常化で合意し、関係の改善を進めています。

アラブ諸国の中心的な存在のサウジアラビアは、イスラエルパレスチナ問題をめぐって長年対立していて、パレスチナ国家が樹立され、問題が解決されないかぎり、国交を結ばないとの姿勢を崩していません。

このため、今回の訪問が両国の関係にどのような影響を与えるのか、関心が集まっています。

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