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気象庁によりますと、去年発生した台風は23と平年の25.6を下回ったほか、接近した数も7つと平年の11.4を下回りました。

また、上陸した台風は1つも無く、これは12年前の2008年以来となり、記録が残る昭和26年以降で、5回目だということです。

去年9月に九州などに被害をもたらした台風10号では、一時は鹿児島県に接近する段階で特別警報級に発達するとして最大級の警戒が呼びかけられましたがその後、発達が弱まり、予測の難しさが課題となりました。

気象庁は、気圧の谷が想定よりも南下し、冷たく乾燥した空気が台風に流れ込んだことなどが予測を難しくしたとしていて、今後、精度を高めたいとしています。

また、新型コロナウイルス対策の影響で避難の課題も浮き彫りとなりました。

避難者の区画の確保などをはかったところ、住民が入りきれない事態も各地で起きました。

気象庁は、「上陸は1つも無かったが、今後も地球温暖化の影響で台風の勢力が強くなることが予想される。引き続き防災対策を進めてほしい」と呼びかけています。

#気象・災害