イエレン氏、過去2年の講演料収入700万ドル 金融機関などで https://t.co/vB5I4jp9iA
— ロイター (@ReutersJapan) 2021年1月4日
米国の次期財務長官に指名されたジャネット・イエレン前連邦準備理事会(FRB)議長が、過去2年間で少なくとも700万ドルの講演料を受け取っていたことが、開示資料で31日、明らかになった。
イエレン氏は、政府の規制対象であるゴールドマン・サックス、バークレイズ、ヘッジファンドのシタデルなどで50回以上、講演会を開催した。
同氏は、米政府倫理局に提出した別の文書で、こうした企業を巡る重大な問題に関与する際に、書面で承認を求める意向を示した。
同氏は、上院で財務長官への指名が承認された場合には、豪投資会社マゼラン・ファイナンシャル・グループの顧問を辞任するほか、上場企業への一部の投資も処分する方針を示している。
財務省は金融機関の規制で広範な権限を持つ。ムニューシン財務長官も、同長官に指名された際、利益相反を防ぐため、43組織への投資少なくとも9400万ドル相当を処分する意向を示した。
イエレン氏の指名承認を審議する委員会で幹部を務めることになる民主党のロン・ワイデン上院議員は、イエレン氏について「世界有数の経済学者」であり、様々なフォーラム、報道機関とのインタビュー、講演会で自分の見解を示しており、完全に透明性が確保されていると述べた。
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