香港ハンセン指数に大幅な変更、構成銘柄は52社から80社に増加へ https://t.co/ybkB6TX7Vu
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) 2021年3月1日
香港証券取引所の主要株価指数であるハンセン指数を運営する恒生指数有限公司(HSI)は、51年の歴史の中で最も大規模な改革を計画している。同指数と連動する数百億ドル規模のファンドに影響が及ぶ見通しだ。
HSIの1日発表によれば、ハンセン指数の構成銘柄を現在の52社から80社へ増加するほか、単一銘柄の比重の上限を現在の10%から8%にすることなど、多岐にわたる見直しが計画されている。変更は早ければ5月の指数見直しから始まり、2022年半ばまで続くという。
ハンセン指数は昨年、世界の他の主要株価指数と比べパフォーマンスが大きく劣り、ここ数年は金融や不動産といった銘柄よりも中国の大手テクノロジー企業の影響が大きくなっていた。昨年12月にHSIが公表した改革案の詳細をまとめた諮問書によれば、2019年には情報技術セクターの時価総額が金融セクターを上回り、指数のうち最大のセクターとなった。
原題:Hang Seng Adopts Sweeping Changes to Hong Kong’s Stock Gauge (1)(抜粋)
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— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) 2021年3月1日
製造業に明るさ
米供給管理協会(ISM)が発表した2月の製造業総合景況指数は60.8と、3年ぶりの高水準となり、エコノミスト予想の58.9を上回った。部品不足という逆風で、原材料コストが大きく上昇。仕入価格指数は4ポイント近く上昇して86と、08年7月以来の高水準に達した。1600億円の重み
ソフトバンクグループのビジョン・ファンドは、サプライチェーンファイナンス会社グリーンシル・キャピタルへの投資15億ドル(約1600億円)について、評価額を大幅に引き下げたと関係者が明らかにした。これより先、クレディ・スイス・グループはグリーンシル・キャピタルを保有するグリーンシル氏が手掛けるサプライチェーンファイナンスの債権に投資するファンドを凍結した。ぜい弱さを是正
米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は金融システムの改善を目指し、今後数カ月に取り組む規制改革の課題を示した。現行の金融システムは新型コロナによる衝撃に耐えられなかったことが分かった上、公的資金を後ろ盾とした緊急ファシリティーという前例のない支援を要したと説明した。規制見直しの対象として、具体的には米国債やマネーマーケットファンド(MMF)などを挙げた。あらゆる手段
欧州中央銀行(ECB)は正当な理由のない債券利回りの上昇には対応しなければならないと、ECB政策委員会メンバーでフランス銀行(中銀)のビルロワドガロー総裁が述べた。まずはパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を活用し、好ましい金融環境を保つため利下げも排除されないと明確にすべきだと論じた。ECBはこれより先、PEPPの買い入れペースが先週減速したことを明らかにした。タイガーに移籍
ゴールドマン・サックス・グループで資産運用事業の共同責任者を務めてきたエリック・レーン氏が、同ポジションに就いて6カ月足らずで退社する。関係者によればレーン氏は、チェース・コールマン氏率いるヘッジファンド運用会社、タイガー・グローバル・マネジメントに社長兼最高執行責任者(COO)として加わる。
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