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フランシスコ教皇は、7日、2014年から3年間にわたって過激派組織ISに支配され、戦闘などによって破壊された建物のがれきが残るイラク北部のモスルを訪れました。

破壊された教会前の広場でフランシスコ教皇は「大勢の人たちが家を追われ、殺害され、残虐な行為に苦しめられてきた」と述べ、犠牲になった人たちに祈りをささげました。

そのうえで、「希望や平和が憎しみや戦争よりも強いものであることを確信している」と述べて、暴力の根絶を訴えました。

このあと、フランシスコ教皇キリスト教徒が多く暮らす町カラコシュを訪れ、ISの支配から解放され、避難先から町に戻った人たちを励まし、生活の再建と融和を呼びかけました。

イラクで少数派のキリスト教徒は2003年のイラク戦争前は、およそ150万人いましたが、その後の宗派対立やISの台頭による混乱で多くの人が国外に逃れ、いまでは数十万人にまで減っています。

フランシスコ教皇は7日夕方には北部のアルビルのスタジアムでミサを行い、新型コロナウイルスの感染拡大でおよそ1年3か月ぶりの外遊となった初めてのイラク訪問を締めくくりました。

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