https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ロシアのラブロフ外相は、国営テレビのインタビューに応じ、その内容が1日放送されました。

このなかでラブロフ外相は、アメリカが日本などと「クアッド」と呼ばれる4か国の枠組みで首脳会合を開くなど、インド太平洋地域をめぐる動きが活発になっていることについて、中国に対する封じ込めだとしたうえで「私たちも呼ばれておらず、ロシアに対しても同じ意味だ」と述べ、ロシアも念頭に置いた動きだとして警戒感を示しました。

そして、中国との関係については「協力の水準は質的にも上がっている」と評価しました。

一方で「中国とロシアに対する制裁をめぐって、対応を調整することはないと思う」と述べたのに続いて、中国と軍事同盟を結ぶ可能性については「多極化の今の時代に冷戦時代のような同盟は必要ない」と強調しました。

ロシアとしては、アメリカとの関係が一段と悪化するなかで戦略的パートナーとしての中国との連携を一層重視するものの、米中の対立に直接関わることは避けたい考えだとみられます。

ロシアの野党勢力の指導者ナワリヌイ氏は去年、化学兵器の神経剤で襲われ、一命を取りとめましたが、過去の経済事件を理由にことし2月、モスクワ郊外の刑務所に収監されました。

1日、ナワリヌイ氏のツイッターには「93キロあった体重は、刑務所に来てから8キロも減った」というメッセージが投稿され、ひと晩に8回も起こされる睡眠妨害などの虐待を受けた結果、体重が激減したと訴えています。

ナワリヌイ氏は背中や足に強い痛みを訴えているものの、31日には、「唯一の闘争手段だ」としてハンガーストライキを宣言するなど、政治的な抑圧に屈しない姿勢を崩していません。

一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は1日、ナワリヌイ氏のハンガーストライキについて「国家元首が考えるべき課題ではない」と述べ、取り合わない姿勢を示し、ナワリヌイ氏の支持者の間ではプーチン政権に対する反発が一層強まっています。

#反ロシア#対中露戦

d1021.hatenadiary.jp