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ことしは、聖徳太子の没後1400年の「御遠忌」(ごおんき)とされ、奈良県斑鳩町世界遺産法隆寺では聖徳太子の遺徳をしのぶ特別法要が、3日から3日間行われます。

初日の3日は、金堂や五重塔がある西院伽藍(さいいんがらん)で法要が営まれ、県内外の寺社の関係者など450人余りが参列しました。

法要では鮮やかな衣装をまとった4人の子どもたちが、極楽にいるとされる鳥にふんし、雅楽に合わせて華麗な舞を奉納しました。

そのあと、法隆寺の古谷正覚住職が、聖徳太子の事績をたたえる「表白」(ひょうびゃく)を読み上げ、遺徳をしのびました。

最後に、僧侶が経を唱えるなか、参列者は会場の中心に設けられた焼香台で次々に焼香を行いました。

法要を見学した愛媛県の70代の女性は「勇壮な舞や雅楽が印象に残りました。連綿と続く歴史を感じ記念すべき1日になりました」と話していました。

法隆寺の特別法要は5日まで行われます。

エジプトのスエズ運河では先月23日、愛媛県の正栄汽船が所有し、台湾の会社が運航する大型コンテナ船が座礁して運河が塞がれ、6日後の29日にコンテナ船の離礁に成功し、運河の通航が再開されました。

運河を管理するスエズ運河庁は、待機を余儀なくされた422隻の船舶すべてが3日、運河を通過したと発表しました。

ただ、この間、運河に新たに到着した船舶もあり、通航手続きを行う代理店によりますと3日午前の時点で150隻ほどが通過を待っているということで、平常の状態に戻るにはまだしばらく時間がかかる可能性があります。

一方、スエズ運河庁は、コンテナ船を運河の中ほどにある湖にとどめ、先月31日から事故原因の調査を進めていて、これまでの会見で強風のほか、技術的あるいは人的ミスなどが絡んで事故が起きた可能性に言及しています。

また、スエズ運河庁のラビア長官は、離礁作業の費用なども含めた損害額は10億ドル、日本円で1100億円を超える可能性を指摘していて、今後、調査結果を待って、補償金の請求についても検討するとしています。

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