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イランの核開発問題をめぐり、アメリカのバイデン政権は前政権が離脱した核合意への復帰を目指していて、今月からアメリカとイランの代表団はEUヨーロッパ連合や核合意関係国を介して間接的な協議を始めました。

こうした中でイランのロウハニ大統領は10日、国内の核開発に携わる技術者らが参加するイベントに出席しました。

ロウハニ大統領は、中部ナタンズの核施設でウラン濃縮に使われる高性能の遠心分離機を新たに稼働させたほか、別のタイプの遠心分離機の技術的な試験を始めると明らかにしたうえで「世界の誰であれ、イランの核開発が非合法だとは言わせない」と述べ、核開発をさらに推し進める姿勢を強調しました。

協議をめぐっては、イランがトランプ前政権時代に科されたすべての制裁の解除を求めているのに対し、アメリカ側は全面解除には応じない考えで、両国の隔たりは埋まっていません。

イランとしては核開発を強化する姿勢を示し、対立するアメリカに揺さぶりをかけたい思惑もあるものとみられます。

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