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ロシア外務省のセルゲイ・リャブコフ次官は13日、米国は軍艦をクリミア半島から遠く離れていることが「身のため」だと警告した。黒海への軍艦派遣はロシアの神経を試すための挑発だと指摘した。

ロシアは2014年にクリミア半島ウクライナから併合。ウクライナ東部で政府軍と親ロシア派武装勢力の争いが激しさを増す中、米軍艦2隻が週内に黒海に到着する予定となっている。

ロシアの通信社によると、リャブコフ次官は何らかの事態が起きるリスクが非常に高いとして、米軍艦は黒海で距離を保つようすべきと警告。「米国の船がわれわれの沿岸付近ですることは何もなく、純粋な挑発行為だ。文字通り挑発的であり、彼らはわれわれの強さを試し、われわれの神経を刺激している」と述べた。

その上で「われわれは米国に対し、クリミア半島とわれわれの黒海沿岸から遠く離れているほうが良いと警告する。それは彼らの身のためになる」と語った。

国防総省はこれまで、米軍は艦船を定期的に同海域に派遣しているとのみ説明し、軍艦派遣についての言及を避けている。

アメリカのバイデン大統領は13日、ロシアのプーチン大統領電話会談し、ロシアが3月以降、ウクライナとの国境地帯や7年前に併合したクリミア半島で軍の部隊を増強させていることなどについて意見を交わしました。

ホワイトハウスの声明によりますと、バイデン大統領は「アメリカはウクライナの主権と領土の保全への確固たる決意を示すとともに、ロシアに懸念を伝え、緊張緩和を呼びかけた」ということです。

そして「アメリカの国益と合致するロシアとの安定的で予測可能な関係を築いていく考えを伝えた」としたうえで、数か月以内に第三国で首脳会談を行うことを提案したとしています。

一方、ロシア大統領府も声明を発表し、プーチン大統領ウクライナ東部の情勢について意見を交わしたとしたうえで、政治的な解決に向けた対応を説明したとしています。

ホワイトハウスはこのほか軍備管理やアメリカ側が主張する、ロシアによる大規模なサイバー攻撃などについて議論したとしていて、首脳会談が実現すれば、両国をめぐる幅広いテーマについて議論したいとしています。

ロシアがウクライナ東部との国境地帯などで軍の部隊を増強させていることについて、アメリカの国務長官ウクライナの外相が会談し、結束してロシアに対抗する姿勢を示しました。

ウクライナ東部では、欧米寄りの政府軍とロシアを後ろ盾とする親ロシア派の武装勢力の紛争が続いていて、ロシアは、3月以降ウクライナとの国境地帯や7年前に併合したクリミア半島で軍の部隊を増強し、ウクライナ政府は、8万人を超える兵力が集結していると分析しています。

アメリカのブリンケン国務長官ウクライナのクレバ外相は13日、ベルギーで会談し、アメリ国務省によりますと、ブリンケン国務長官は「ウクライナはロシアによる侵略に直面している」と指摘し、ウクライナへ「揺るぎない支援」を約束したということです。

これに対し、クレバ外相は「ウクライナとロシアの闘争は、民主主義と権威主義の闘いでもある。アメリカの支援は絶対に不可欠で、深く感謝している」と述べ、結束してロシアに対抗する姿勢を示しました。

アメリカのバイデン大統領は13日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、ホワイトハウスによりますと、数か月以内に第3国で首脳会談を行うことを提案したとしています。

これについてロシア大統領府のペスコフ報道官は14日「具体的に話すのは時期尚早で、研究と分析が行われるだろう」と述べ、アメリカ側の意図などを分析する考えを示しました。

ロシアでは、この提案を歓迎する声も上がっていてかつて冷戦の終結アメリカのブッシュ大統領と宣言した旧ソビエトゴルバチョフ元書記長は、メディアに対して「指導者どうしの会談こそが2国間関係をあたらしく構築するための唯一の方法だ。会談の準備にすぐにとりかかるべきだ」と述べました。

アメリカとロシアの関係は、バイデン大統領がプーチン大統領を「人殺しだ」とした発言もきっかけに悪化した状況が続いていて、会談が実現して関係改善に向けた前向きな動きになるのかが焦点です。

また、ロシアの専門家の間では、バイデン大統領の提案を受けて、ロシアがウクライナ東部との国境地帯で軍の部隊を増強させるなどして緊張が高まっている状況に変化が見られるか、注視すべきだという見方が出ています。

#反ロシア#対中露戦

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