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スズキで40年余りにわたって経営トップを務めてきた鈴木修会長は、6月の株主総会後に相談役に退くことになり、退任を前にNHKの単独インタビューに応じました。

この中で鈴木会長は、カーボンニュートラルの実現に向けた車の電動化について「いきなり電気自動車になるわけではない」という認識を示し、当面はハイブリッド車を中心に対応していく考えを示しました。

そのうえでトヨタにも技術協力してもらい、確実に効率よくやっていく必要がある」と述べ、資本提携しているトヨタ自動車の協力を得ながら電動化に全力で取り組む考えを示しました。

さらにトヨタとの関係については電動化にとどまらず、インドをはじめとする海外市場での協業など幅広い分野で連携の強化を検討していく考えを示しました。

そして、鈴木会長は次期経営陣に対し「『一歩だけ』ひいた立場で相談の窓口を開けて集団指導体制に期待し気長に見ていきたい」と述べ、今後5年間の電動化目標などを掲げた中期経営計画の着実な実行に期待を示しました。

JR西日本は新型コロナの影響で鉄道利用者の減少が続き、昨年度の鉄道事業収入が前の年度と比べて半減するなど厳しい経営環境が続いています。

このため、会社は今月22日に新たに社債を発行し、1600億円の資金調達を行うと発表しました。

一度の社債発行額としては去年5月の1900億円に次ぐ、過去2番目の規模で、金融機関からの借入金の返済や、老朽化した設備の更新など必要な投資の一部に充てるということです。

JR西日本としては、社債による資金によって必要な支出を賄うことで手元資金を手厚く確保するねらいがあります。

鉄道各社は、いずれも新型コロナの影響を大きく受けていて、JR東日本も今月、一度の発行としては過去最大となる総額2000億円の社債を発行するなど、財務基盤を強化する動きに出ています。

#アウトドア#交通