イラン核合意 協議妥結の草案示すも 米との立場に隔たり #nhk_news https://t.co/yNoN56iWcp
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月19日
アメリカのバイデン政権は、トランプ前政権が離脱したイラン核合意への復帰を目指し、今月からオーストリアの首都ウィーンでEU=ヨーロッパ連合などを介してイランとの間接協議を進めています。
協議では、アメリカによる制裁の解除と、イランによる核開発の制限の進め方が大きな議題となっています。
こうした中、イラン外務省のハティーブザーデ報道官は19日、記者会見で「議論の長期化を避けるため、われわれは協議妥結の草案を示して、各国と議論しようとしている」と述べ、早期の妥結を目指す姿勢を示しました。
一方で、報道官は「困難な問題が残っている」とも述べ、制裁解除をめぐり、依然として立場に隔たりがあることも指摘しました。
イランの交渉団は、NHKに対し、イランがIAEA=国際原子力機関に対して一定の査察活動を認めている、来月下旬までが交渉の山場になるという認識を示していて、それまでにアメリカとイランが、どこまで歩み寄れるかが焦点です。
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