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 記事では皇室制度に詳しい小田部雄次静岡福祉大名誉教授が、皇室を襲う“逆風”について言及した。

《皇室は一度、敗戦でなくなりかけたところを昭和、平成を経て国民との繋がりを再構築してきました。国民に寄り添って長年かけて築いたものも、壊れるのは一瞬です。皇室への敬愛を現在進行形で損ねているという自覚が、小室さんにはあるのでしょうか》

「78年は『持つ』が44%だったのに対し、『持たない』は47%でした。82年は41%と46%を記録し、更に差が開きました。“支持率”低下に大きな影響を与えたのが、20~30代の回答です。朝日新聞によると、当時の60歳以上は76%が親しみを感じていたのに対し、30~20代は6~8割が『持ってない』と回答したそうです」

 当時の30代は、いわゆる「団塊の世代」が含まれ、“全共闘世代”とも重なり合う。20代の場合は「しらけ世代」と呼ばれ、政治的無関心が特徴とされた。

 とはいえ両世代とも、現在とは比べものにならないほど左翼思想が活発だった時期に思春期を過ごした。“天皇制”に批判的な考えを持つ回答が多くとも不思議はない。

「86年から日本はバブル景気に突入します。ベルリンの壁が崩壊したのは89年でした。世界トップクラスの好景気と、左翼思想の退潮も後押ししたのか、皇室に『親しみを持つ』という回答は50%台まで回復。『持たない』との回答は30%台に減少しました」(同・記者)

 そして今に至るまで、朝日新聞の調査で「持つ」との回答が最高を記録したのは93年の67%だった。

 この年、今の天皇皇后両陛下が婚約を発表された。93年1月、外交官だった小和田雅子さん(当時)と皇太子殿下(同)は記者会見を開き、ご結婚の意思を表明されたのだ。

「こうして朝日新聞世論調査を振り返ると、皇室の慶事が“支持率”上昇に大きな影響を与えていることが分かります。そして眞子さまと小室さんの問題も、慶事を巡っての議論であることは言うまでもありません。だからこそ小室さんや彼の母親に、金銭や遺族年金を巡るトラブルや疑惑が報じられると、今度は“支持率”が下落する可能性があるのではないでしょうか」(同・記者)

 皇室に対する敬意の念を国民が保持しているのは、阪神・淡路大震災を原点として、今の上皇さまと美智子さまが被災地に心を寄せ続けられたことが大きいとされている。

上皇ご夫妻は、阪神・淡路大震災の発生からわずか2週間後に被災地入りし、兵庫県内の避難所を回って多くの被災者を励ましました。特に国民を驚かせたのは、ご夫妻が避難所で被災者と同じように床にしゃがむ姿勢で、励ましのお言葉をかけられたことです。更に、泣き崩れた被災女性を美智子さまが抱きしめられた一幕もあり、これも大きく報道されました」(同・記者)

 記事で皇室ジャーナリストの渡辺みどり氏は、次のような“警鐘”を鳴らしている。

昭和天皇上皇ご夫妻、そして現在の天皇、皇后両陛下といった方々の並々ならぬご尽力の積み重ねにより、今では世論調査で8割近くが『皇室に親しみを持っている』と回答します。しかし、敬愛を獲得するのには長い時間がかかりますが、失うのは一瞬です。小室さんの問題で、日本人の心が皇室から離れるという可能性もあるのです》

「過去には自民党に近かった幹部職員を外郭団体に左遷した例もありました。この春の人事では、コロナ対策に不満だった小池さんが病院経営本部長を別のポストに飛ばし、その一方で、知事補佐の部長だった職員が局長級に抜擢されるなど、『小池色』の強い人事が発令されました」

 その陰でひっそりと「出世」したのが黒田さんだった。都市計画の政策立案や審議会の運営を担当する都市整備局の都市計画課長から同統括課長へと昇進したのである。

 都の総務局人事課の担当者によれば、

「課長は自身が所属する課を取りまとめるのが、メインの業務です。統括課長はそういった業務に加え、所属局や都庁全体とのパイプ役として企画や調整に携わります。月給は課長時よりも約1万4千円昇給します」

 年収1千万円に届くとされる都庁の課長職。

「この流れだと、統括課長を2年務め、最後は部長級のポストでキャリアを終えるのではないでしょうか」

 部長級になると、まずはいったん保健所長など出先機関の長になることが多いというが、

「黒田さんのようなお立場なら、出先機関を経ずに本庁の部長に就くことも考えられます。ただ、部長レベルでは都が天下りの面倒を見てくれません。定年後はご自身で仕事を探すか、再任用で都に残るという選択肢になるでしょう」(同)

「小室さんは三菱東京UFJ銀行から法律事務所に転職し、そこから大学院に通ったかと思えば、突然外国に行くなど、度々方向転換をしています。キャリアがフラフラしているのもあり、ご結婚について国民の理解を得るのは難しいのではないでしょうか。一方の黒田さんは上司の話はよく聞き、後輩の面倒見も良いと聞きます。キャリアも一貫し、芯がしっかりしている。小室さんとは対照的です」

#アマテラス国家体制#ローマカトリック教会#女帝美智子

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