バイデン政権の対北朝鮮政策 3年前の米朝首脳会談の合意尊重 #nhk_news https://t.co/JdmvwF1gzj
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年5月20日
バイデン政権は対北朝鮮政策の見直し作業を終え、これまでの政権と異なるアプローチをとるとしていました。
これについてアメリカ政府高官は19日、電話会見で「アメリカの安全につながる現実的な進展のため、北朝鮮との外交交渉を模索する用意がある」と述べました。
そのうえで、3年前にシンガポールで行われた米朝首脳会談の合意や、過去の政権の合意をベースに進める考えを初めて明らかにしました。
3年前の初めてとなる米朝首脳会談では、トランプ前大統領が北朝鮮に体制の保証を約束した一方、キム・ジョンウン(金正恩)総書記が朝鮮半島の完全な非核化への決意を確認するなどしました。
バイデン政権はトランプ前政権からの政策転換を進めてきましたが、北朝鮮への対応では、キム総書記が合意した内容を尊重する方針を示すことで、非核化に向けた交渉の早期の再開につなげたいねらいもあるとみられます。
ただ、この高官は現時点では新たな政策の詳細を公にするつもりはないと述べました。
バイデン大統領は今月21日、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領と対面で首脳会談を行い、対北朝鮮政策について意見を交わすことにしています。
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