ベラルーシ 拘束のジャーナリスト「罪認めた」放送 自白強要か #nhk_news https://t.co/Y4pwGrLKt3
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年6月4日
ベラルーシのルカシェンコ政権は、5月、国際線の旅客機を首都ミンスクの空港に強制的に着陸させたうえ、搭乗していた反政権派のジャーナリスト、プロタセビッチ氏を拘束し、国際社会は解放を求めるとともに非難を強めています。
一方、ベラルーシの国営テレビは、3日の番組で、1時間半にわたるプロタセビッチ氏へのインタビュー映像を放送しました。
この中で、プロタセビッチ氏は、昨年8月の大統領選後の抗議活動の呼びかけについて、「社会秩序を乱す行為を組織した罪を認めた」と話したうえで、「私のことを裏切りものと呼んでも不思議ではないが、全く気にしない」などと話しています。
またルカシェンコ大統領に敬意を示すような発言もありました。
このインタビューについて、プロタセビッチ氏の父親は、3日、フランスのAFP通信の取材に対して、「このことばは息子への虐待と拷問の結果として強要されたもので、誰も息子のことばを信じるべきではない」と話し、政権側によって強要されたものだと反発しています。
ベラルーシの国営テレビが放送した番組では、拘束されている反政権派のジャーナリスト、プロタセビッチ氏が「私は二度と政治に関わりたくない。すべてを解決して、普通の穏やかな生活を送り、家族や子どもを持ち、何かから逃げるのをやめたい」と涙を流しながら話す様子が映し出されています。
また、ルカシェンコ大統領について、尊敬しているかと問われたプロタセビッチ氏は「確かにそうだ」と答えています。
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