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ユーゴスラビアセルビア自治州だったコソボは激しい民族紛争を経て、2008年に一方的に独立を宣言しましたが、セルビアは今も独立を認めず、対立が続いています。

コソボではことし2月の選挙で、セルビアに対して強硬姿勢を示す政党が大勝し、党首のクルティ氏が3月に首相に就任しました。

15日、クルティ首相はセルビアのブチッチ大統領とベルギーの首都ブリュッセルで、EUの仲介によって、関係正常化に向けた初めての直接会談を行いました。

地元メディアによりますと、会談でクルティ首相は、これまで主張してきたコソボ国家承認などを要求したということですが、セルビアのブチッチ大統領は「非現実的で無責任だ」と拒否するなど、立場の隔たりが浮き彫りになったということです。

会談後、仲介役をつとめたEUのライチャーク特別代表は「簡単な会談ではなかったが、実施できたことは重要だ」と述べたうえで、来月末までに次の協議が行われると明らかにしました。

セルビアコソボの対立を巡っては、去年9月、アメリカのトランプ前政権が仲介してまずは経済分野での関係正常化で合意しましたが、その後、交渉は停滞し、道筋は見えていません。

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