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無罪が確定するのは当時、大阪市に住んでいた40代の女性です。

平成26年に生後1か月の長女が脳に大けがを負い、激しく揺さぶったのが原因だとして傷害の罪に問われ無罪を主張しました。

1審では懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡されましたが2審の大阪高裁は去年2月「医師の証言やけがの状況などから考察しても、体を揺さぶるなどして頭に衝撃を与えた事実は認められない」として1審を取り消し、無罪を言い渡しました。

これに対して検察が上告していましたが、最高裁判所第3小法廷の林道晴裁判長は2日までに退ける決定をし、無罪が確定することになりました。

母親は弁護士を通じてコメントを出し「無罪が確定してほっとしています。本当に長い7年間でした。過失としての裁判であれば、こんなに長くはならなかったのにと思っています」としています。

赤ちゃんが脳にけがをし「乳幼児揺さぶられ症候群」の症状があることから親が虐待を疑われて起訴された裁判では、無罪となるケースが全国で相次いでいます。

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