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第76期本因坊戦の七番勝負は、タイトルを持つ井山裕太三冠(32)に若手トップ棋士の芝野虎丸王座(21)が挑む去年と同じ顔合わせとなり、ここまで3勝3敗でタイトルの行方は最終局に持ち越されていました。

第7局は6日から甲府市のホテルで行われ、7日午後7時ごろ、白番の井山三冠が芝野王座を投了に追い込み、4勝3敗でタイトル防衛を決めました。

井山三冠はこれで本因坊戦「10連覇」を果たし、七大タイトルの連覇記録としては趙治勲名誉名人(65)が平成10年に達成した本因坊戦での10連覇に並び、歴代最多のタイ記録となりました。

芝野王座はこの対局に自身初となる「本因坊」のタイトルがかかっていましたが、獲得はなりませんでした。

対局のあと、10連覇を果たした井山三冠は「終わったばかりでことばにするのが難しいですが、今期は本当にタフなシリーズで自分のまずい部分もかなり出ました。その中で結果を出せたことは大きな収穫だったので、得たものを次に生かせるように精いっぱい頑張りたい」と話していました。

敗れた芝野王座は「負けてしまったが、3回勝てたことは自信にもなりました。結果が出せなくて残念ですが今の実力は出せたと思うので、また勉強して戻ってこられるように頑張りたい」と話していました。

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