https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

台湾の国防部は31日、中国の軍事力に関する年次報告書を公表し、大規模な台湾上陸作戦の能力はまだ完備していないものの、ヘリコプターで上空から兵力を投入する能力などを向上させているとして警戒を示しました。

台湾の国防部は中国の軍事力に関する報告書を毎年この時期に議会にあたる立法院に提出しています。

ことしの報告書では、中国軍の「電子戦」の能力について「台湾の防空、制海、反撃作戦をまひさせる初歩的な力がある」としていた去年の評価に加えて、現時点ですでに南西諸島から台湾などへ延びる「第1列島線」の西側で通信の遮断などが可能になっていると指摘しました。

また、3隻目の空母の就役によって、2025年以降、外国軍の介入を阻止する能力が日増しに整うことになるとの見通しも示しました。

さらに、大規模な台湾上陸作戦については、上陸用の装備や後方支援態勢の不足などから「能力はまだ完備していない」という去年の評価を維持しつつも、ヘリコプターで上空から兵力を投入する能力などの向上を加速させているとして警戒を示しました。

このほか中国軍による脅威として、うその情報の流布などによって台湾の世論に影響を与えようとする「認知戦」や、台湾の防空識別圏に軍用機が頻繁に進入するといった「グレーゾーン事態」などにも特に言及しました。

中国共産党は、31日、政治局会議を開き、党の重要会議「6中全会」をことし11月に開くことを決めました。

この会議は、4年前の党大会で選出された中央委員会の委員による6回目の全体会議で、習近平国家主席をはじめとする指導部や幹部らが重要政策や党の人事を決めます。

習近平指導部が最重要課題の1つに掲げてきた、農村部の貧困層をなくすという目標を達成したと強調したうえで、今後は、国民全員が豊かになる「共同富裕」を目指すとして格差是正に取り組む方針などが話し合われるものとみられます。

党の最高指導部のメンバーを選ぶ5年に1度の来年秋の党大会に向けて、習主席の党総書記としての3期目の続投も指摘される中、どのような人事が決まるのかが注目されます。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

d1021.hatenadiary.jp