7月の経常収支 1兆9108億円の黒字 輸出増加で黒字幅拡大 #nhk_news https://t.co/yEGD2LR5or
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年9月8日
財務省が発表した国際収支統計によりますと、ことし7月の日本の経常収支は1兆9108億円の黒字で、黒字額は新型コロナウイルスの影響を大きく受けた去年の同じ月より3756億円、率にして24.5%増えました。
このうち、輸出から輸入を差し引いた「貿易収支」は、6223億円の黒字となりました。
原油価格の上昇で輸入額が増えたものの、それを上回る形でアメリカ向けの自動車や中国向けの半導体製造装置などの輸出額が大きく伸びたことによるものです。
一方、旅行収支は新型コロナの影響で外国人旅行者が依然少ないことから、223億円の黒字にとどまりました。
このほか、日本企業が海外の子会社から受け取った配当や利子などを含む「第一次所得収支」は2兆996億円の黒字で、アメリカや中国など海外経済の持ち直しを背景に、去年の同じ月より1993億円増えました。
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