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中国政府は、去年実施した、10年に1度の国勢調査の結果に基づき、新疆ウイグル自治区の人口動態に関する白書を、26日公表しました。

それによりますと、去年の新疆ウイグル自治区の総人口は、2585万人で、このうち、45%にあたる1162万人が、ウイグル族だとしています。

前回10年前の調査と比べると、ウイグル族の人口は162万人増えていて、白書では、「中華人民共和国の建国以降、ウイグル族の人口は高い増加率を維持している」としています。

そして、新疆ウイグル自治区の現状について、「多民族国家が、少数民族の健全な人口増加を進める成功例だ」と強調しています。

そのうえで「国外の反中勢力は、中国の発展と進歩を妨げるため『ジェノサイド』という世界を欺くうそをねつ造しているが、こうした悪意あるたくらみは成功しないだろう」と主張しています。

中国政府としては、白書を公表することで欧米などからの批判に反論し、来年2月の北京オリンピックを控え国際世論の高まりを抑えたいねらいがあるものとみられます。

今月24日にワシントンで開かれた日本、アメリカ、オーストラリア、インドのクアッド=4か国の首脳会合では、自由で開かれたインド太平洋に改めてコミットするとしたうえで、覇権主義的行動を強める中国を念頭に、国際法に根ざし、威圧にひるまず、ルールに基づく秩序を推進するなどとした共同声明が発表されました。

これについて、中国外務省の華春瑩報道官は27日の記者会見で「これらの国は、ルールに基づく秩序を掲げて中国を当てこすり、いわゆる中国の脅威をあおって中国と周辺国の関係悪化をたきつけることに躍起になっている。中国はこれに断固反対する」と述べ、強く反発しました。

そのうえで、「いかなる多国間の枠組みも、他国を標的にしたり他国の利益を損なったりすべきではない。関係する国々は、時代遅れの冷戦思考やイデオロギーの偏見を捨て、閉鎖的で排他的な小さなグループをつくるのをやめるべきだ」と批判しました。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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