ロシア NATOの代表部の活動停止発表 外交官の事実上追放に対抗 #nhk_news https://t.co/ALSfx8Ljc2
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年10月18日
ロシアのラブロフ外相は18日、記者会見で、ブリュッセルにあるNATOのロシア代表部の活動を停止するほか、モスクワにあるNATOの事務所の活動を停止し、職員の駐在の許可を取り消すなどの措置をとると発表しました。
これに先立って、今月7日、NATO側はブリュッセルにあるNATOのロシア代表部の8人の外交官に対し「情報部員だった」として事実上追放する措置をとったことを明らかにしていました。
ラブロフ外相は「NATOは、公平な対話や共同作業に関心がないということだ。外交活動を行う適切な環境がなくなった」と非難して、NATOへの対抗措置だとしたうえで、来月1日にも活動の停止に踏み切るとしています。
そして、今後、NATOとの間で緊急の課題が生じた場合は、ブリュッセルにあるロシア大使館が連絡の窓口になるとしています。
東西冷戦後、ロシアとNATOは代表部などを通じてテロ対策など軍事面での連絡や対話を続けてきましたが、代表部の活動が停止されることで、関係がさらに冷え込みそうです。
#反ロシア#対中露戦