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中国の習近平国家主席は4日夜、輸入拡大をテーマに上海で「中国国際輸入博覧会」が開かれることを記念した式典にビデオメッセージを寄せました。

この中で習主席は、中国は20年前にWTO世界貿易機関に加入して以来、関税の引き下げに努めてきたと強調しました。

その上で「中国が経済のグローバル化を推進し、より開放的でウィンウィンの形で発展させていく決意は変わらない」と述べ、国内市場を一層開放していく姿勢をアピールしました。

さらに「中国は積極的にTPP=環太平洋パートナーシップ協定への加入を推し進めていく」と述べ、ことし9月に申請したTPPへの加入に改めて強い意欲を示しました。

5日から開かれる輸入博覧会には、日本を含め120あまりの国と地域の企業などが出展する予定です。

習主席としては、市場開放によって国際協調を図る姿勢を強調するとともに、アメリカなどを念頭に保護主義的な動きをけん制するねらいがあるとみられます。

#TPP

アメリカ国防総省は3日、中国の軍事動向を分析した年次報告書を公表し、中国が2030年までに少なくとも1000発の核弾頭の保有を目指している可能性があると指摘しました。

これについて、国務省のプライス報道官は4日の記者会見で「中国は最低限の、抑止のための核兵器保有するという、かつての基本政策を置き去りにしている」と述べ、中国が急速に核戦力を増強しているとして改めて懸念を示しました。

そして核大国ロシアとの間で、新たな核軍縮の枠組みなどを話し合う戦略対話は有益だとしたうえで核兵器保有するすべての責任ある国は、軍備管理の対話に参加すべきだ」と述べ、中国も核の軍備管理に向けた対話に応じるよう呼びかけました。

スウェーデンの研究機関によりますと、ことし1月現在の各国の核弾頭の数は、ロシアが最も多い6255発、アメリカが5550発、中国が350発とされ、アメリカは、中国の核戦力の増強で、核抑止力のバランスが崩れかねないと強く警戒しています。

一方、国防総省の報告書について中国外務省は「核戦力の規模は、安全保障に必要な最低水準に制限している」と反論しています。

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#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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