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UAEのアブドラ外相は9日、シリアの首都ダマスカスを訪問してアサド大統領と会談し、シリア大統領府によりますと、投資など経済分野での協力の強化について意見を交わしたということです。

UAEは10年前に始まったシリアの内戦で反政府勢力の支援に回りましたが、アサド政権が軍事的な勝利をほぼ確実にするなか、ダマスカスにある大使館を再開させるなどして関係改善に動いていて、外相がシリアを訪問するのは内戦下で初めてとなります。

また、アラブ諸国の間では、同じようにアサド政権と距離を置いてきたエジプトがことし9月の国連総会の場でシリアとの外相会談を行ったほか、先月にはヨルダンのアブドラ国王がアサド大統領と電話会談するなど関係改善の動きが相次いでいます。

アラブ諸国でつくるアラブ連盟は10年前に民主化デモの弾圧を理由にシリアの参加資格を停止していますが、今後、欧米諸国がアサド政権に制裁を科す中でもシリアの復帰を認めるかどうかが焦点となっています。

サウジアラビア統計局は9日、ことし7月から9月までのGDPについて、実質の伸び率が去年の同じ時期に比べて6.8%のプラスになったと発表しました。

背景について統計局は「世界的な原油需要の高まりを受け、石油収入の大幅な増加が影響した」と説明していて、原油価格が高騰していた2012年以来の高い水準だということです。

歳入の6割以上を石油に頼るサウジアラビアでは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた原油価格の低迷で国内経済が打撃を受けていましたが、経済活動の再開に伴う原油価格の上昇を背景に経済の回復が鮮明となりました。

ただ、サウジアラビアは、先行きが不透明なままだとして日本やアメリカなどが求める大幅な増産には慎重な姿勢を崩していません。

主な産油国は近く、来年以降の生産方針を話し合うことにしていて、サウジアラビアが追加の増産に踏み切るのかが注目されます。

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