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ソフトバンクの社員だった合場邦章被告(46)は、おととし12月、自宅のパソコンから会社のサーバーにアクセスしたうえで、営業秘密にあたる5Gなどの技術情報に関する3つのファイルを自分のアドレスにメールで送信するなどして不正に持ち出したとして、不正競争防止法違反の罪に問われています。

7日、東京地方裁判所で初公判が開かれ合場元社員は「持ち出した情報が営業秘密だという認識はありませんでした」と述べ、無罪を主張しました。

冒頭陳述で検察は「元社員は情報を持ち出した翌月から楽天モバイルで働くことになっていて、5Gの基地局に関する情報などを転職先でも利用しようと考えた。転職先の知人に『機密情報を持ち逃げしたのでガッツリ、やりましょう』とメッセージを送っていた」と主張しました。

これに対し弁護側は、元社員が持ち出した情報は調べれば容易にわかるものや、ソフトバンク以外の企業には役に立たないものだとして「営業秘密にはあたらず、サーバーへのアクセスや保存が簡単にできたため秘密を抜き出したという認識もなかった」と主張しました。

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