https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

安定的な皇位継承の在り方などをめぐり、政府は、先週、有識者会議がまとめた報告書を国会に提出したのに続き、18日は、松野官房長官が衆参両院の各会派の代表に、報告書の内容を説明することにしています。

こうした中、岸田総理大臣は、17日、自民党の麻生副総裁、茂木幹事長と国会内で会談し、麻生氏をトップとする懇談会を党内に設置し、党としての考えを検討する方針を確認しました。

懇談会では、皇族数を確保する方策として、女性皇族が結婚後も皇室に残る案と、旧皇族の男系男子を養子に迎える案の2つが盛り込まれた報告書の内容をもとに、議論を進めるものとみられます。

ただ、皇位の継承の在り方については、男系による継承を堅持すべきだとする意見の一方、女系を含めた継承の在り方も選択肢として検討すべきだという意見もあります。

このため、夏の参議院選挙を控え、意見対立が表面化するのは望ましくないとして、党の考えを早期にまとめることに慎重な声も出ていて、結論までに時間がかかることも予想されます。

18日は衆議院議長公邸に、自民党の茂木幹事長や立憲民主党の野田元総理大臣ら衆参両院の各会派の代表者30人が集まり、安定的な皇位継承の在り方などをめぐり、先週国会に提出された有識者会議の報告書について松野官房長官らから説明を受けました。

報告書には皇族数を確保する方策として、女性皇族が結婚後も皇室に残る案と、旧皇族の男系男子を養子に迎える案の2つが盛り込まれています。

細田衆議院議長は「いつまでにと決めるものではないが、各党で検討を進めてもらいたい」と述べ、山東参議院議長も「大事な問題なので政争の具にしてはならず、各党でしっかり議論してもらいたい」と述べ、今後各党・各会派で議論を進めるよう要請しました。

有識者会議の報告書を受けて、自民党が麻生副総裁をトップとする懇談会を設置するほか、立憲民主党は野田氏をトップとする検討委員会を開くなど、各党それぞれ新たな組織を設置するなどして議論を進めることにしています。

松野官房長官は、午後の記者会見で「私と事務方から有識者会議の報告書の内容を説明し、出席された方から発言や質問があった。具体的なやり取りについては国会で議事録を公開するものと承知している。政府の立場で国会の議論などについて申し上げることは差し控えるが、報告書が国会での議論に資するものとなってもらいたいと考えている」と述べました。

自民党の茂木幹事長は記者団に対し「きょうは報告を受けることが主眼だったが、意見を求められたので、『報告書の内容はバランスのとれた内容になっている』と申し上げた」と述べました。

そのうえで「自民党でもこれから懇談会を立ち上げ、座長の麻生副総裁と、どのタイミングで議論をスタートするかよく相談したい。皇位継承の問題と切り離して、まずは皇族数の確保を図ることが喫緊の課題だという認識は共有しているので、そうした観点から議論を進める必要がある」と述べました。

共産党の小池書記局長は記者会見で「報告書では、女性天皇女系天皇について正面から検討していない。むしろ男系男子によって継承されるべきだということが事実上、不動の原則となっており大きな問題だ」と述べました。

そのうえで「日本国憲法天皇を日本国民統合の象徴と規定している。多様な性を持つ日本国民の統合の象徴である天皇を男性に限定する合理的な理由はなく、女性天皇女系天皇も認められるべきだというのが共産党の立場だ。この立場で今後の議論に臨んでいきたい」と述べました。

d1021.hatenadiary.jp

#天皇家

ja.wikipedia.org

#気象・災害