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ジャーナリストの伊藤詩織さんは7年前、元TBS記者の山口敬之さんとの食事で酒に酔って意識を失い性的暴行を受けたとして賠償を求めました。

山口さんは同意があったと主張して争っていましたが1審の東京地方裁判所は3年前、伊藤さんの訴えを認めて330万円の賠償を命じ、双方が控訴していました。

25日の2審の判決で東京高等裁判所の中山孝雄裁判長は「伊藤さんの供述は具体的で一貫しており信用できる。同意がないのに性行為を行ったと認めるのが相当だ」と指摘し、1審に続いて伊藤さんの訴えを認め330万円余りの賠償を命じました。

一方、山口さんが名誉を傷つけられたとして賠償を求めた訴えについては「伊藤さんが記者会見や著書で公表した内容のうち食事中にデートレイプドラッグを飲まされたという部分は的確な証拠がなく、真実とはいえない」として山口さんの訴えも一部認め、伊藤さんに55万円の賠償を命じました。

判決のあと記者会見したジャーナリストの伊藤詩織さんは「1審に続いて同意なく性行為が行われたと認められたのは大きい。平成29年に私が公表した当時は、性被害について当事者が語ること自体が珍しかったが、今では刑法の見直しに関する議論も進められている。『身近な人に起こったら』と思って性暴力の問題を考えてほしい」と話しました。

一方、元TBS記者の山口敬之さんは、「デートレイプドラッグについて事実でないことを事実であるかのように流布したと裁判所が認めた事実は大きい。日本のテレビやラジオにとどまらず、世界中のメディアで『薬を盛られた』と繰り返し発信されたことに強い憤りを感じている。一方で、伊藤さんの主張を認める部分もあり、大いに不満があるので、上告する」と話していました。

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