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今月7日に行われたフィギュアスケート団体で金メダルを獲得した、ROCの15歳のワリエワ選手について、ITA=国際テスト機関は、去年12月のドーピング検査で血流促進作用などのある禁止薬物「トリメタジジン」の陽性反応が出たことを発表しました。

ロシアアンチドーピング機構は、ワリエワ選手を一時的な資格停止処分としたものの、その後、ワリエワ選手側からの抗議を認めて処分を解除したため、IOCやWADA=世界アンチドーピング機構などはこの決定を不服として、CAS=スポーツ仲裁裁判所に申し立てを行いました。

この問題について、IOCのクリストフ・デュビオリンピック統括部長は13日の会見で「15歳の年齢でこうした状況に置かれているということに着目し、非常に慎重に取り扱わなければいけない」と話し、年齢に配慮した対応の重要性を強調しました。

そのうえで、IOCのマーク・アダムス広報責任者は「選手の精神状況のケアはまずチームが行うものだが、大会としてもさまざまなサポートを用意している」と話し、必要に応じてワリエワ選手を精神的にサポートする考えを示しました。

ワリエワ選手をめぐるCASの裁定は、ワリエワ選手が出場予定の女子シングルショートプログラムの競技前日の、14日午後に出されることになっています。

フィギュアスケート女子シングルの金メダル候補で、15歳のワリエワ選手は、13日午後1時前から、フィギュアスケートの試合会場の練習リンクでおよそ30分間練習を行いました。

ワリエワ選手については、ロシアアンチドーピング機構がITA=国際テスト機関の去年12月のドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が出たとして、一時資格停止処分としたものの、処分を解除したため、IOCやWADA=世界アンチドーピング機構などはこの決定を不服として、CASに申し立てを行っています。

こうした動きを受けて、多くのメディアがワリエワ選手の動きに注目する中、ワリエワ選手は15日から始まる女子シングルに向けて4回転ジャンプなどを確認していました。

ワリエワ選手は練習のあと、報道陣が待ち構える前を無言で通り過ぎましたが、ロシアメディアからは拍手が送られる場面もありました。

ワリエワ選手をめぐるCASの裁定は、ワリエワ選手が出場予定の女子シングルショートプログラムの競技前日の14日午後に出されることになっています。

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