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欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は14日のツイートで、イランとの核合意復活が「間近」だと強く確信していると述べた上で、核合意再建に向け当事国に妥結を促した。

  これに先立ちボレル氏はイランのアブドラヒアン外相と電話で核合意再建交渉について話し合っていた。

  イランはこれまで、早急な対立解消を求める一方で主要な要求事項に関して譲らない姿勢を示し、これが交渉の進展を阻んでいた。

  しかしアブドラヒアン外相は14日、記者団に対し、「交渉の論理的な枠組み」に基づく「良好な合意」が実現する可能性が見えてきたとし、イランは合意復活を「急いでいる」と述べた。

  その一方で外相は、米国など核合意の欧米の当事国に対し、言葉遊びをやめ、対イラン制裁を解除することによって「真意」を示すよう求めたと、イラン学生通信(ISNA)が報じた。

  13日にはロシアのウリヤノフ在ウイーン国際機関常駐代表が、再建協議の最終段階に向けて当事国が「重要な前進」を遂げたとの見解を示していた。

イラン核合意再建協議で「重要な前進」-ロシア代表がツイート

原題:Iran Says It’s in Rush to Get Good Nuclear Deal in Vienna Talks(抜粋)

イランのアブドラヒアン外相は14日、核合意再建に向けウィーンで開かれている米国との間接協議について、イランの国益が守られる限り、合意を急ぐ考えだと表明した。

「イランはウィーンで合意を急いでまとめたい考えだ。しかし、国益の枠内である必要がある」と記者会見で述べた。その上で、欧米の当事国は「いたずらに時間を使う」ことをやめるべきだと訴えた。

欧米の首脳は、実効性のある合意に残された時間はわずかで、イランが発言力を強めるために交渉を引き延ばしていると指摘している。

先週再開した米・イラン間接交渉の当事者らは核合意再建への期待感を表明しているが、イランは欧米の「政治決断」が必要な未解決の問題があると指摘している。

イラン外務省報道官は「交渉は行き詰まってはいない。米国の離脱にもかかわらず、イランは核合意に残留するという政治決断を既に行った」と強調した。

イラン政府高官はロイターに「難しい問題の約3割が未解決だが、3月初旬までの妥結が可能だ」との見方を示した。欧米の外交関係者は「3月初旬ごろに合意をまとめることは可能だ」と述べた。

再建協議は既に8回行われており、イランが米国に求めている、将来的に制裁や報復措置を実施しないとの保証や、イラン核開発の検証可能な制限措置を復活させる時期や方法が主要な争点となっている。

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